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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

好奇心の強いうちの子ネコ 

今年の7月に子ネコをもらいました、この子ネコが今まで飼っていたネコと性格がまったく逆で、好奇心が見たことがないくらい強い子です、今まで見たネコが絶対にしなかったことをこの子は次々に何だってやっちゃいます、良く言えばお利口でおもしろいネコですが、見方を変えれば、やんちゃで扱いにくい子です。
今までのわが家のネコはとにかく人懐っこく、訪問客にも人見知りすることなく初対面の人の膝に乗ってアタマを撫でられたり、愛想を振りまく達人でしたが、この子にはそんな愛想はまったくありません、誰か見知らぬ人が来たら一目散に逃げ隠れ当分出て来ません、また今までのネコは自分で引き戸を開けるまでにかなり時間がかかりました、ネコは二匹いて、もう一匹は引き戸を自分で開けたりしませんでした、戸のガラスを手で撫で回すだけで、戸をこじ開ける方向にまったく行っていませんでした。
この子ネコはまだ生後半年足らずの子ネコですが一匹が開けるのを見てすぐ覚えてしまいました、そのうち自分の背丈よりはるか上のカギをジャンプしてロック解除だってこの子はマスターしそうな気がします、この子の行動をじっくり見てると今までのうちのネコではまったくしなかったこと、まさかネコにそんな知能はないと思っていたことを次々にやって僕ら家族を驚かせます。
よくテレビでやっている話、雨が降った時、ネコが洗濯物をくわえて片付けたとか、誰かが倒れた時、助けを呼びに行ったとか、そんな犬がしそうなことをやったネコの話はたまにあるじゃないですか?この子ならそれに似たようなびっくりしそうな事をいつかする気がします。
僕はこれを見て好奇心の火が付きます、ネコの行動を見てそれがどういう事なのか、、、どうしてそういう事をするのか、観察します。まず最初に思うのは、カンタンにアタマが良い子だ、それだけで終わらせたくないんです、それは何なのかもっと知りたいんです。
感じるのは、アタマが良いとは生まれ持った運動神経みたいな先天的なものかも知れないけど、どうもそれだけでは片付けられない、この子からはまず強い好奇心を感じます、その好奇心が戸を開けさせます。まだ去勢もしていないので外には出さないようにしていますが、もう一匹が自由に行くのを見て自分も外に行きたいようです、ある日スキを見て自分で戸を開けて出て行きました、帰って来ましたが一旦外に出ると、そうカンタンには帰って来ないのでちょっっと厄介です。
こんなこともありました、二階部屋で丸めた紙くずを手で転がして遊んでいましたが、それが2階から1階に落ちて、階段を使って大回りしてまたその紙くずを見つけて転がし続けましたが、普通はネコなら落とした時点で終わるんですが、この子は階段で降りてまた転がしたのはちょっとネコの知能にしてはびっくりでした。
またこんな実験をテレビで見ました、サルを何もない部屋に入れ、バナナを天井からサルがジャンプしただけで届かない高さに吊るし1本棒を置きました、果たしてサルは棒を使ってバナナを上手く叩き落とせるか実験です、動物は仲間の行動を見てそこから学習して物事をマスターして行く習性がどうやらあります、有名な話で一匹のサルがイモを塩水で洗ったり温泉に浸かったりすると他のサルも一斉にマネして芋を洗ったり、温泉に浸かったりする知られた話です。
この実験では過去他のサルが棒で何かを叩き落とすことを見たことがあれば、実験のサルは落とす確率は高いし、過去にそれを見たことがなければ落とす確率は低い気がします、つまり落とす、落とさないかはそのサルが過去にそんなような事を見たか、見ていないかで違う気がします。
うちの子ネコを見て感じたのは、強い好奇心が前からいたネコの所作を次々に見て学んでいます、それと今回ここで一番描きたい話は、アタマが良いことよりもっと大きなカギは、強い好奇心が未体験の壁を次々に破ってしまうんじゃないかとうちの子ネコを見て感じています、持って生まれた能力とは先天的能力ではなく、好奇心の行動蓄積が能力を育てる気がしました。そしてそれはそのまま人間に当てはまる気がします。
つまり生まれ持ったセンスとはここに書いたように、先天的知能資質の問題ではなく、先天的好奇心の資質問題ではないかと感じます、僕らのような業界では時々すごい才能に出会うことがあります、そういう人は一体どういう経緯でそんな能力を持ったのか、その所以を僕なりに個人的好奇心から興味あって直接本人から話を聞いたり自分なりに考えます。
本人から話を聞くと、その家庭環境、育った環境、周囲の人間関係から影響を受けた背景が見えてきます、何もないとこから突然変異も稀にいますが、でもそう言う人だって学校で強い影響を受けた良い友人に出会っているみたいですが、そこから何かコアーな部分を吸収した背景を感じます。
子ネコの話に戻りますが、とにかくこの子のアタマの中は好奇心でいっぱいです、ヒマがあれば寝てるか何かひっくり返すか、何かをいじくっています、夢中な時に下手に手出しすれば噛み付いたり、逃げるか、そのどちらかです、おとなしく受け入れてはくれません、飼い主の僕らですら思うようにならない扱いの難しいネコです、でも甘えん坊になるとすごい甘えん坊になります。
それはそのまま人間に当てはまり自分のしたい事をハッキリ持ってる人は世の中的に見たらあまり協調性があるとは言えず、決して扱いやすいヤツではないと思います。まあ冷静に考えたらそう言うことかな、、、、って思います。

ネットオークションの恩恵について 

前回、ロンドンのアンティークマーケットは掘り出し物を探すこと、カップ類に関して言えばもう完全にその楽しみは終わったと書きました、そう書く根拠は、僕はイギリスの古いヴィンテージカップのコレクターですが、ロンドンのマーケットで探してあまりにも何もないことにもう茫然自失でした、本当はあるんだけど見落としたんじゃないか?って誰でも思うだろうけど、何度もじっくり見たけど本当になかった。
逆にあらためて、帰国後、オークションの西洋食器類のカップ類をじっくり見たけど、良いものがゴロゴロと当たり前に出品されびっくりした、値段だって高くない、出品商品の中には「この商品はイギリス発送、海外からの送料と到着に時間がかかります」と書かれたものもありました、やっぱり本国のイギリスから来るのか、、、、でもどうしてアンティークマーケットのポートベロではそれがまったくないのか?僕の疑問は深まる一方です。
考えられる理由は、露店マーケットではヴィンテージカップは管理が難しく頻繁な出し入れは傷つきやすくリスクが高く、業者は倉庫ビジネスを選んだとしても理にかなっていると思う、またポートベロは観光客ばかりで良いものより安物しか売れない、壊れやすいヴィンテージ陶器は観光客相手のマーケットには不向きではないか、、、、、いくつかこんな理由が考えられます。
逆にネットオークションビジネスは品を陳列したり出し入れ頻度が少なく安定した保管状態でいられるから、壊れやすい、キズ付きやすい露店ビジネスに比べてやはり商品が安全です、ポートベロのマーケットで僕が見たカップ類はやはり傷が付きやすい状態で乱雑に重ねて置いてあったから、、、安物しか見当たらないのは当たり前な気もします。

話題は変わって、今日はこのついでにネットオークションについて書きたいと思います。
30年くらい前、1980年前半、今のように家を持っていなかったし子供もまだいなかったころ、頻繁に気軽にインドや東南アジアにバックパッカーしていました、そのころ、旅で僕らが持ってるMade in japan製品、例えばラジオ、カセットテープレコーダー、カメラから、、、着てるジャケット、靴に至るまでなんだってインド人は僕らから買いたがっていました、大きな都市なら少し歩けば、「そのカメラを売ってくれ」ともう街を歩けばそこらでウンザリするほど声がかかっていました。(今も同じかは知らない)
インドの街のバザールはまともな新品商品より中古品が堂々と幅を利かせていました、あのころから日本は物余り国で大型量販店の新品商品なんかなんの目新しさはなく当たり前の話だけど、インドのようにガラクタ品ばかりの国からすれば、僕ら日本人が持ってる品々は中古品だろうがすごく欲しい品だったらしい、でも僕がインドが羨ましかったのは、中古品を自由に売買できる市場が当たり前にあることでした。
日本はまだフリーマーケット、buy&sellは盛んではなかった、でもアメリカではbuy&sellはわりと普通みたいで、新聞一面に情報があったり、、、日本人はどうも中古品はあまり好きじゃないね、、、って日本在住のアメリカ人が言っていた。 車とかカメラは前から中古は普通だけど衣服とか肌とか口に触れる食器類は中古品は抵抗がある人は確かに多い、日本国内のbuy&sell、バザール情報は在日アメリカ人の方がたくさん持っていて一度、アメリカ人と一緒に杉並のサルベーションアーミーのバザールにわざわざ車をレンタルして買いに行ったことがあった。
それがやがてネット時代になったらヤフオクが登場し、そこらでフリーマーケットが日常化し古着屋は普通になった、僕なんか中古で十分と言う感覚だからオークションが普通感覚に時代が変わったのはすご〜くありがたいと思っている。
例えば、中古カメラ屋は世の中にたくさんあるけど、中古写真用品専門店は見たことがない、、、、この世にそんなものあるのかな、、、中野の富士屋カメラに中古用品があるにはあるらしいけど、1店舗、用品で埋め尽くされた店でもない。
ヤフオクではカメラ写真関係でも各ジャンル別にいろんなコーナーがあって、暗室用品、三脚、カメラバック、照明用品スタンド類などいっぱい探せます、特に暗室用品は絶滅寸前で生産終了した品ばかりです、今後、欲しくても買えなくなります、今のうちに買っておく必要があります、そんな時ヤフオク写真用品コーナーは非常に助かります。
間違いなく、ヤクオクの写真用品、周辺機材の在庫規模は日本でヤフオクの右に出る店はまずないだろうと思います、また売る側としても非常に助かっています、不要になったカメラはオークションで気軽に売れます、逆に言えば気軽にいい値段で売れるので気軽にカメラの入れ替えができます。
仮に中古カメラ店で買い取ったとしてもカメラ店では引き取り価格はたかが知れていますが、ヤフオクで直接個人に売れば中間マージンを大きく取られることもないので中古カメラ店とはくらべモノにならない良い値段で売れます、売ったお金を元に新しい機材が買えます。またちょっとしたものは気軽にオークションで買い足せます。
僕の考えはオークションは大変便利な存在です、日本人は中古品を嫌う感覚がまだ残っているのか、中古品価格は新品に比べて価格下落傾向があります、狙い目は写真用品上級機種です、基本的にこれらの新品は値段が高めです、みなさんそれに憧れるのか、、、高いお金を払って買うんですが、結局使わなくてタンスにしまったまま使わず終いになって終いに売り払います、その時は新品価格から二束三文に下落しています、僕らにすればあまり使った跡がない良品が激安で買えることがよくあります。
世の中でオークションは騙されませんか?と心配で手出ししない人が多くいるらしいんですが、僕は過去800回以上は取引しましたが、届かなかったことなんて一度もありません、中にはひどいタチの悪い相手に出喰わしたこともありますが、いい出会いの回数の方がはるかに多いのでまったく気にしていません、僕にとってはオークションが一般化したことは何物にも代え難い喜びです。
ロンドンのマーケットに戻りますがヴィンテージカップこそオークションが買い得ジャンルだと思います、ただこういうことは好き嫌いがあると思います、好きになれない人は上手く行かないことが多いかもしれませんし、僕なんか旅で出会うインド人と取引してる気分になるので、騙されるのも遊びのうち、くらいに思ってるせいか、スリルを感じて返って楽しいくらいです、仮にひどく騙されたとしても、、、、それに懲りることは僕には多分ないと思います。

カップならイギリスより日本の方がよっぽどカンタンに良いものが買える、 

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ヨーロッパ旅行に行ったら、現地じゃなきゃ出来ない楽しみの一つはアンティークマーケットに行って良い物に出会ったらなんとか持ち帰りたいと思うのは僕だけじゃないと思う。
昔、初めてロンドンに住み着いた時、借りた部屋からわりと近くにポートベロマーケットがあったから何度か通った、当時はまだ若くて物を見る目なんか持っていなかったし、買えるお金もなかったし、そんな暮らしでもなかったけど、今なら買って帰りたいものはいくらでもある。
ちなみにポートベロマーケットはすごく有名なアンティークマーケットでネットで調べたらいくらでも出ると思うけど毎週土曜日にズラッと店が出る、街自体がアンティーク街だから常設店も多く土曜以外に行っても少ないけど見られる。
僕の目に自信のあるのはカップ類、イギリスは白地の磁器会社(ティーカップ)がたくさんあって、ウエッジウッド、エインズレイからミルトン、コールポート、コールドンと閉鎖した陶器会社でカッコいいカップを作っていたメーカーがいくつかある、また明治の日本のオールドノリタケは海外向けにイギリスに負けないカッコいいカップ輸出していた、今では日本でも里帰り品のいい物がオークションで気軽に買える。
また壊した家から部品取りしたドア取っ手、フック、金具類、ランプ傘、その金具とかインテリアものは本場に来ないと見つけられない、しかもそれを安く買ってやろうと期待していたけど実はこっちのマーケットに行って、現実はそうじゃないことに驚いた。
少なくとも上記の金具類、カップ類は完全に期待が裏切られた、カップ類はハッキリ言ってこんなものイギリスに来てまで買うわけないだろうというガラクタ物しかなかった、お目当のプレミアム品なんかマーケットで一度すら見たことがない、ドア取っ手類だってあったけど、結構値段が高く、これなら日本のオークションを時間をかけて丹念に見ていれば出物を安く買える気がしたしもっといくらでも選べる気がした。
じゃあ、あんなにズラ〜ッと並んだマーケットに一体何が売ってるのか、、、、首を傾げてしまいくらいこれと言ったものが見当たらなかった、もちろん売られていたものは僕の興味外のものなのかも知れないし、わざわざ買い付けに来る価値のある物だったか知らないけど、イギリスカップと家の金具に関しては言えば、完全にそこで探す価値はないとほぼ言い切れる。
そもそも旅の楽しみというのは現地で探し、見つけ、手に取って選んで買う、壊さないように何かに包んで慎重に持ち帰る、この持ち帰る苦労がまた楽しい、でも今では日本のオークションで探す方がいいものがあっさり見つかるなんて、、、なんだかおかしな時代になった。
ポートベロは諦めて、ずいぶん昔に訪ねて感動した別のアンティーク街のカムデンパサージュマーケットにも行ったけど、昔見た印象なんて一体どこに消えたのか、、、、と思うほど貧弱なマーケットに変わっていた、ここもこれと言ったものは見つからず、もう仕方がない、前回のロンドン訪問でカムデンパサージュと同じ「カムデン」で間違えたカムデンタウンにまた行って探した。
前回はその間違えたカムデンタウンで銅のケトルを買った、皮肉にも間違えて行った場所でお目当のマーケットでは見つけられなかった品が間違えたマーケットで買えた、今回もまた同じ間違えて行ったカムデンタウンの店で小さめのケトルを買った、やはり日本よりやや安く現地ならの安く買えて日本ならもっとする。
これは、、、どうしたものか?日本ではイギリスの古いカップ類なんかオークションを探せば本当にゴロゴロあるけど、本場のロンドンにはない、、、、日本のネットを探せばイギリスの窓枠の古いステンドグラスなんかいくらでもお金さえ出せば買えるけど(値段が安いかは知らない)こっちのマーケットでは見たことがない。
でも当然業者たちはそれをイギリスで買い付けをしてるんだから、絶対にイギリスにあるはずだけど業者間でけで取引され表に出ないということなのかな、、、、とにかくガイドブックには必ず載る有名なアンティークマーケット、ポートベロやカムデンパサージュではもう見つけられなかったんだから、業者じゃない僕らが現地買い付けすることはもう無理になったわけです。
これは言い換えれば、日本の浮世絵を探したかったらアメリカのオークションの方がよっぽどカンタンに見つかることと同じ、それとイギリスではイギリス車を本当に見なくなった、ニューミニクーパー、ランドローバーはイギリスで見る数と日本で見る数とは変わらないんじゃないかな、、、古いミニクーパーなんかひょっとして日本で見る方が多いんじゃないかな?おかしな時代になったものだと思った。

シミのある街 

イギリスから帰国しました、たった2週間だけでも、久しぶりの日本はちょっと離れたくらいでも、あっちに少し慣れてしまうと何だかこの街は違和感を感じる、何でもかんでもきれいで物にシミがまったくない、ちょっと不自然なくらいシミがない、あっちは街が古いから何でもかんでもシミだらけ、街はシミで出来上がっているくらいシミだらけ。
日本は良いことなのかそれがどうかは分からないけど海外から帰国するたびに、街が、電車が、なんでもシミひとつなくてキレイすぎる、シミとか汚れがまったくない、日本人の格好も、街の雰囲気も、シミと言うものがまったくない。
別の言い方をすれば物事に雰囲気がない、不思議だけどこの前イギリスで花を撮って後で整理してこれまで日本で撮ったものと見比べると確実にあっちで撮ったものには色があった、日本は色がなぜか足らない、人が作るものならそうなのは分かるけどまさか自然が作るものですらそうなのは、これはここがそう言う土地なんだなと思う、、、。

いろんな国を旅して感じたことだけど、ヨーロッパでは現代の生活スタイルは過去から自然な時間の延長線上に現代があるから古い街に現代があって、彼らは言うなれば100〜200年前の街に今を機能させて生きている、橋だって建物だって今の生活スタイルになんとか機能させている、どうやってこんなことができるんだろう?と感心すらする。
そして街の美観は少なくとも僕らから見る限りでとても良い感じで調和している、パリなんか500年以上前に作られた橋が今の自動車社会にきちんと機能してるから信じがたい気がするし美観としても違和感がない、ロンドンなんか歩いていても街中に200年は経っているだろう、、、建物なんかゴロゴロあるけどなんとか上手く共存している、もちろん当の彼らにはそれを共存させるには想像を絶する隠れた苦労があるのかもしれないけどなんとかやっている。
アジアを旅して感じることだけど、日本も、中国も、台湾も、韓国も、タイも、インドネシアでも、どこだって感じることだけど彼らのこれまでの伝統的な生活スタイルはある時を境に人の生活がガラッと西洋風に変わってこれまでの伝統的スタイルが消えていった、事情を考えればアジアの伝統スタイルは今の世界事情には適応しづらいのも理解はできるが、なんだかつまらない。
そう言う土地は、旧市街と新興市街地とでは建物とか街つくりがまったく違って新興市街地はどう贔屓目に見たとしても褒められた姿格好とは言えない、いずれ自分たちはひどい街を作った事に気がつく日は絶対に来るだろう、特に中国の変わり方が著しい、前が酷すぎたのかすべて近代マンション建物とかおかしな今風に変わった、一回街をブルドーザーでザーッと古い街をきれいに叩き壊しサラ地にして新しい街を建て直すけど見事なくらい徹底している。
とにかく古い建物と新しい建物の境目は何も接点がなくガラリと今風の建物に切り替える、その方が効率的だからそうするんだろうと思うけど、、、、なんだか風情はまったくない、だから僕はアジアを旅する時は昔の雰囲気を残したところばかり探して旅する、そっちの方が人も良かったし、物価も安かったし、絶対におもしろいし、長くいて安らぐ気分になる、今風のところは本当につまらない。
逆に日本はそこまで酷くはないにしても書き出せばいろんな例が書ける、例えば地方の温泉旅館はもともと檜造り日本風の家屋だったけど、時代が変わって窓はアルミサッシを入れ換え、アルミの玄関に変え、外壁は安易なトタンのものに変わって安っぽく外観がおかしくなった、やっぱり外国人はそう言うところには泊まりたくないらしい。
ずいぶん前、それにいち早く気がついたのが乳頭温泉のオーナーは建物を大掛かりに手直しした時、建物には一切の新しい部材は使用しなかったそうだ、特に窓枠とかはアルミ建具は絶対に使わないことに徹底し成功した、するとその噂は広がってずいぶん交通事情が悪い場所にも関わらずお客は乳頭温泉に殺到し予約でいっぱいになって、全国の温泉地や観光地はその成功に習って旧来の伝統的風景を取り戻すようにした。
九州の湯布院なんかは温泉街を町全体を風致美観回復に取り組んだおかげでアジアを中心に海外客が殺到し繁盛してるらしい、白川郷も同様に伝統風致保存に努力したおかげで台湾とかタイから日本の冬景色を見に観光客が押し寄せているらしい。
話を元に戻す、その点ヨーロッパ、アメリカはアジアのようのある時期を境にガラッと生活スタイルが激変した経験は一切していない、街は古い建物のまま延長線上に現代が存在し時代を重ねたシミだらけで成り立っている、そう言う欧米ナイズされた生活スタイルと変革しないで中世の延長線の生活スタイルでは人や社会の価値観、思考感覚はアジア人とは絶対に違うと思う。
でもそれは一つの見方であって、見る角度によって中世の延長線上の街は、、それは所詮古くて不機能的でシミだらけで不都合で、ある意味ではシミはただの汚れとして感じる見方もあるかも知れない、日本はゴミひとつないキレイな街だと言う言い方だってある、でも僕にはそこにはやはり物事に根っ子がないと街だと感じる、ある日突然、時代の変化で姿を現した街だけに、、、機能的ではあってもコンビニとかファストフード店やマンションばかりで、どうにもそう言う存在はいくら便利でもやはりどうも好きになれない街感覚で美しくない、向こうの方がやはり肌が合うのかたまには日本から逃げ出しロンドンやパリのようなシミだらけの古い街に浸りたくなる。

バターシーを見に行ったついでに、、、、 

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昔、ロンドンに行く前にピンク・フロイドのこのレコードは買って、このジャケットを見て不思議な建物だな〜て思ったけど、それ以上は何も思わないまま記憶のどこかにしまい込んで終わった。
それからロンドンで暮らした、ある時、自転車でテムズ川のチェルシー辺りを走っていたら、目に前に突然この煙突の建物が出現して、、、、僕は言葉を失った、まさかこの建物は本当にあったのか、、、、しかもそれに偶然に出会うとは僕は今ロンドンにいるんだな、、、って実感した。
それで、今回、ちょうどチェルシーの薬草植物園に今回ロンドン訪問の最後の植物園としてここを訪ねた、ここはロンドンに着いて翌日すぐここに来た、なかなかいい植物園だな、、、と思っていたけど、結局それからいろんな庭園、植物園に行ったけど、ここは屈指のいい植物園だったことに気がついて最終日にもう一度ここに来た、そしてその植物園の辺りのテムズを越えた向こう岸にこのバターシーの発電所がある。
どういうわけは修復しているのか工事中のような雰囲気だった、なんせ建物が大きいから遠くからも見えるが近くに行って見たいと思って歩くが意外になかなか着かない、結構遠い、建物は見えるけど歩けど歩けどなかなか着かない、結構歩いてやっと着いて写真を数枚撮ってさあ地下鉄の駅に向かおうとしたが、、、、トイレに行きたくなった、でもこの辺りにトイレはない、、、、、困った。
ロンドンでもパリでも街にトイレがないのが困る、地下鉄の駅にトイレはない、日本みたいにコンビニトイレを気軽に借りに行ける環境でもない、だいたいこっちはコンビニがない、、、、困った、マジにおしっこがしたくなった、さっき植物園でビールを飲んだからおしっこが近い。
そこらにパブがあれば飛び込んでトイレを借りたいとこだけど、、、、パブもない、、、、、そこらで立ちションしたらエライ目に合うだろうな、、、、と思ってそれだけは止めた。でもマジに、、もう限界に近い、、、、、、。
とにかくどこかで、しないと漏らしそうだ、、、、困った、、、、、、、、。
歩いていたら大きな公園があった、入り口に公園マップがあって、よーく見たらかなり奥の方にToiletと書かれてあった、ここから相当遠そうだけど行くしかない、、、、10メートルくらい行ったら、、待てよ、、、スマフォでこの地図を撮っておこう、じゃないとまたあっちで迷う、それから走った走った、、、、、ギリギリのとこでなんとか助かった。