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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

ブーゲンビリア 

ブーゲンビリア

この花にはボクはとても思い入れがあります。 ちょうど今から20年くらい前、頻繁に南国に旅に出ていました。 あの頃 井の頭公園近くのアパートに住んでいて日本に住んでる事がとても窮屈で定期的に南国に行って作品を作っていた。南国に行くとやっと手足を伸ばせられて心身ともに救われたような気持ちになった。時間がたっぷりあったので観光客があまりいない離れ島なんかによく行った。海には珊瑚や極彩色の魚がいてキレイな声で鳴く小鳥がたくさんいて、濃厚な果物もあって、ブーゲンビリアやハイビスカスのような色のある花がいっぱい咲いていた。枝がいく重にも絡まった立派なブーゲンビリアを見ると南国旅情を感じて癒された。当時は南国の突き抜けた透明感と色彩感と開放感が本当に好きだった。夢は終わって日本に帰国すると見る物は色彩はなく息苦しい日本の生活はすべてグレーに映り、夢がまったく感じられなかった。そんないきさつからラッキーな事にここに出会ってブーゲンビリアの地植えはすぐに始めた。 ブーゲンビリアとは南国の植物でこんな関東で育つとは思わなかった。 かつてなら貴重だったけど夏ならそこらの花屋さんで気軽に買える。 今でも東京でブーゲンビリアなんか植物園以外に見た事もない、でもここら鎌倉、葉山はわりと地植えを見かける。 長者が崎には立派なブーゲンビリアを育てている旅館がある。 最初見た時はびっくりした。こんな土地でブーゲンビリアがはたして育つのか?と思った。 そういうわけでボクもせっせとブーゲンビリアを育てた。この花は寒さに強い品種があって、この写真に写ってる品種はこの土地では育てやすい。 最初は植えてもなかなか花がついてくれなかった。それで日当りの良い位置に植え直したりしてかれこれ4~5年たってやっとちょっとした木にまで育ってくれた。最初の頃は花の蕾がつけば数を数えたけど、今では数え切れないくらいたくさんの花が咲くようになった。