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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

海からの贈り物 



ここに並んだビンはすべて海で拾われた物ばかりです。ビンを拾い集めてる方からお借りして撮らせてもらいました。
浜で落ちてる物を探すことをビーチコーミングと言います。
最初はコミング=すなわちイギリス風にカミングをコミングと言ってるのかなと思いきや、そうじゃなくコームだそうです。
つまり櫛です。櫛のことをコームと云い浜を透くように探すからコーミングと言うそうです。
これにはマニアがたくさんいて鎌倉なんかはわりとメッカなんだそうです。
材木座の和賀江島は日本で最古の港で昔の焼き物の破片に出会えることもあると聞きます。
台風とか海が荒れた後、河口辺りに行くと拾える率が一気に上がると言われやって見たらピンポ~ン!でした。

ここに並んでる色のついたビンは銀化ビンと言ってかなりのプレミアム物です。
焼き物をやる人の間ではこう言う色彩をラスター現象と云うらしい。
それでこの銀化現象とは一体なんなのでしょうか?
それはビンが何年か海底に沈んでいるとガラス表面が化学変化を起こし銀化現象をおこすようです。
それが写真にあるような銀化ビンとなるわけです。
これだけたくさんの銀化ビンを探すのは至難の業でこれらは熱心なコレクターからお借りしました。

それで浜でビンが拾えるのはただ単純に誰かが浜に捨てたからと思ってたら、そうじゃないと言うのです。
それは川沿いの家から大雨とか台風とか何らかのことで川に流れ込み、それが流れ流れてやがて海に流れ浜に流れ着くと言う話なんです。
だからモノによってはずいぶん昔のビンに出会えたりするようです。
中には最近ずいぶん昔の青いキンカンのビンに出会えたと言う話も聞きました。海には実にいろんな話があります。