FC2ブログ

アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

原発事故の事 

福島原発事故について

地震が起きて、数日後に台湾に仕事で来ています。これでかれこれ半月ほど日本を出ていますが、こちらでも毎日NHKが見られるし、インターネットで日本の情報すべて聞こえて来るから日本にいるのと変わらない。
ただやはり外にいるのと中にいるのとでは同じ情報を聞いても、その雰囲気が見えて来ないから実際のところ世間は一体どんなのなのか?はよく分からない。
今思えば同じこっちに来るにしても、地震後に来たからまだ良かったが、これがこっちに来てから地震が起きていたらちょっとこちらでとても「写真を撮ってる」どころじゃなかったかも知れない。
しかし今回の災害は個人的な感想を云えば広島に原爆を落とされた時以来の、戦後最大の大災害のような気がします。
地震が来た事、そして大津波が来て街がいくつか崩壊してしまった事、そしてオマケに原発が破壊されてしまい、その災害に拍車を掛けたような事になってしまった。それがセットでやって来たわけですから。
ボクは電気需要と供給の事は良く分からない、電力会社の言い分は石油に頼る電力供給は不安定でコストもかかる、また空気を汚す、そう云う点では原子力発電は絶対事故がなく上手く行くなら理想の発電システムだったわけです。
以前電力会社は「原子力発電は空気を汚さない安全でクリーンな発電です」と云って宣伝していたが、一体どこがクリーンなのだ?半径20キロ圏内は今は生活が出来ないことが、、、、?
あの広告にはちょっと首を傾げてしまうところがあった。安全でクリーン?たしかに汚れはないが目に見えない放射能の方が気味が悪い。
以前チェリノブイリ原発事故の後、広瀬隆と云うジャーナリストが原発の恐ろしさを書いた本を読んだ、いつかはこんなことになるのかな?なんて思っていたが本当にまさかなってしまうとはちょっとビックリでした。
これで今後は日本で新しい原発を再び作る事はもうないだろうと思う。そう思うとこれで原発の賛成反対の論争はこれで決着がついたと思う。
今回の災害は時間が経った時、地震そのものよりも津波の事と原発事故の事だけが語られる事になる気がする。