FC2ブログ

アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

「白い魔法」に対する思い。 

522.jpg

いよいよ11月の3日からボクの新作展が始まります、今回の個展は今年6〜7月の個展と違い何から何までがボク自身が企画して作品をセレクトして並べたものです。
やはりボク自身は写真展企画には誰かが間に関わって来るか、まったく自分の企画でやるか、では展示の方法とか、作品展への思惑、そのセレクトとか、自分自身ですべて出来た方が鮮度の高い写真展が出来ます。
昨日夜も遅くまで出来上がった作品をアトリエ2階に実際に額に入れて並べてじっくり見てみました、額に入れて並べてまた何点か気に入らない個所が見つかりました、当日まで残り時間までまたプリントし直し個所が出て来ました。今回はそんなことばかりやっています。
多分ボクがやっていることを第3者が横で見たら、それらは「どうだって良いような些細な事」として映るかも知れない、そこだけ見たら確かに「どうでも良いような些細な事」なんでしょう、でもそこを見逃し続けて行くうちに気がついた時にちょっとした違い、作品の肝心なところが甘くなってしまいます。
特に今回モノクロ表現では人が気がつけないような「隠しワザ」がいっぱい織り込まれています。それは始めからそれが見えていたモノではない、ちょっとした「気に入らない事」に不満としてずーっと感じ続けた結果、思考錯誤の末、辿り着いた物で、多分他の人ではやり方が解明できない出来ないワザです。人と違った何かを見つけだすとか、表現が出来るとかは結局はそう云う物でしょう。
ボクの場合、おかしな言い方になりますがボクは「写真を見せたいのではなく写真に描かれた世界をみせたい」ワケであって、その世界観がきちんと上手く描かれているか、非常にこだわります。
今回はこれまでのように気難しいばかりじゃなく、白を基調にちょっと不思議なおもしろい世界が描けたかな?と感じています。だから「白い魔法」なのです。