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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

29日に行われたトークショー 

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一昨日前、ここアトリエ水平線にてトークショーを行いました。
トーク内容はどんな内容だったかと云えば現実思考と感覚思考はまったく別物です、レベルアップの表現を志す方はこの意識の違いと使い分けに自覚的になり双方の意識の違いをよく知りましょうと云う内容です。
ここで書いた内容はコトバで語ればわずか数行で語れる程度のたったこれだけの事ですが、でもこの単純な現実が明確に見抜けなかった人がいったいどれだけ多いかです。この現実の重要さに気がつかないままどれだけ多くの人の表現があるレベル以上の域に入って行かれないかです。
物事の肝心な部分はほんとんどがそんな物です。何かある現実を突破するために、どうあがいてもある失敗を繰り返し続けどうしてもその突破口の原因が見抜けないが気がついてみたらたったこんなことか?です。

これまでの自分の過去の失敗の体験から、ずーっと繰り返して来た事ですが作品を撮っていて、始めは順調に行っていたものが途中で分からなくなり、見えなくなり、気がついたら軸がどこかに行き見事にブレて、なんでこうなっちゃうのか?そこが前からずーっとボクには疑問でした。
見えないイメージが見えるとはいったいどう云う事なのか?見えている時と見えなくなるの違いはどこにあるのか?これはボクがかねてからずーっと長年問い続けて来た課題でした。
旅に出て心がリラックスすると、これまで自分が自由になれずこだわっていた事から解放されることがあります。
気がつくとそんなことどうだって良いように思え、重要だったこととどうだって良い事の優先順位が入れ替わり価値観が大きく変わってしまう体験を過去に旅で何度もして来ました。
それがなんでそうなるのか、そのワケがやっと分かってもう同じ事に二度と迷わないつもりで現実的な生活に戻り、そのうちに旅で見えていた物がまた元のように見えなくなる。
これはいったい何でこうなってしまうのだろうか?と自分を振り返るけど結局は分かるような分からないようなもので、この答えはボクの中で長い間、ちょとしたボクの公案でした。

今回トークをするにあたって表現力をレベルアップさせるためのメンタル面の注意すべき項目をいくつか拾い上げる事から始めました、それは写真がある域にまで達する、しないの要はほんとんどが見えない心の問題だとボクは見ています。
その心の問題の一つが感覚思考と現実思考の思考回路の混乱です、つまり感覚的な思考で表現活動して行った物がいつしか気がついたら思考がまったく掴み取れず混乱している現実です。
もし自分の表現を一定以上にレベルアップするには感覚思考をもっと自覚的なコントロールするためにもこの混乱をそのまま野放しに放置するわけには行きません。表現して行く上で越えなければならないのはその混乱から抜け出す事です。
つまり感覚が現実的な頭に邪魔されずに自由に引き出せる事です、そのために現実的な思考に占拠されて感覚が発揮しない現実に気がつく必要があり、それについて29日にトークしました。
さてその話を聞いた方はどんな思いだったでしょうか?目から鱗だったのか?または何だたったそんなことぐらいなら分かっていたよと云う思いだったでしょうか?または云っている意味がさっぱり分からなかったでしょうか?

アトリエ水平線ではその感覚思考を引き出すとはいったい何をすれば良いのか?感覚的な作品を作るとはいったいどうすれば具体的にそうなるのかの、ワークショップを開きますので興味のある方はwatarai@mbk.ocn.ne.jpまで問い合わせ下さい。