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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

アトリエに飾った作品 



今回のゴールデンウィーク、アトリエ開放期間中はアトリエには渡会審二作品が額サイズ大小バラバラで11点額装され展示しています。
今回アトリエに展示した作品は秋に鎌倉ギャラリーBにて予定している作品展のテスト展示として作品を並べた感じを見るために、お客さんに見ていただくよりも自分自身に向けて展示しました。

ボクは作品展での重要な目標は、会場に作品が並んだ時にその空間にきちんと描かれるべき世界が現れてくるのか?それがボクにとって大変重要です、つまり作品から感じる印象は作品1点1点より、作品全体の印象の方を優先しています。
以前はそう云う感覚は明確にボクの中にはありませんでした、作品全体印象を優先したくても、それをどうやったらそれが現れて来るのかそれは出来ませんでした。
作品一点一点のクオリティーは決して悪くはないのですが、それが複数並んだ状態で作品を見ても印象が今ひとつ伝わって来なく作品がどこかボヤケていました。
極端な話、作品全体にボク自身が描きたい世界が確かに現れたなら、1枚1枚の作品どうでも良いとすら思います、でも現実問題、作品展は作品が売れて成立しています、買って下さる方は1枚を気に入って買って下さるわけですから結論は1枚の作品はしっかりしていないと成立しないのですが。(笑)

でも昨年の作品展でボクの意図が通じ、壁一面の作品(5点)丸ごとセットで買って下さった方が現れました。その方も「これは壁面丸ごと購入しないとあまり意味がないね」と感じて下さりました。
作品を壁に並べた時点でそこに自分が描きたい世界が上手く展開出来た時は、それを見てまずは自分自身が作品からエネルギーをもらいます。そして自分が次に進むべき方向を作品自体が自分に問いかけてくれます。
つまり作品展とは個々の作品を見せるより自分の世界観を表現する場だと思って作品を制作しています。