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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

今風の英語学習 

最近、わが家で英語学習がブームになっています。
事の始まりは娘が今年美大最終学年になり社会人になる前にある程度の会話力は身につけておいた方が良いと家内が判断し、その学習システムを探したところから家中に飛び火したが事の成り行きです。
僕はたいして語学力はありません、でもハタチのころイギリスに滞在したので最低限、話すことはできます。
語学力レベルの評価基準というのはおもしろいものです、ほとんど話せない人、深く会話ができる人の実質能力の差は大変な違いです、でも話せない人からすれば、あまあまあ会話ができれば話せる人になります、でもちゃんと話せる人から見れば、言い回しに間違いがある、相手の話が十分に聞けていない、それでは、片言、ブロークンイングリッシュとして映ります。
カンタンな会話ができること、それと映画で字幕なしで英語が理解できる、英語ができない人からすれば両者は似たようなものかも知れませんが、そのギャップは相当大きい、これが僕が感じた英会話力の実態だと思います。

こんなことは英語ができる人からすれば笑われることを敢えて承知で書きますが。
僕はハタチのころイギリスで生活を開始した時、今思えば会話力はほとんどありませんでした、現地で会話力がないと困るか、といえば困るし、困らないといえば困らないです。それなりに自分の能力に合ったそれぞれの環境がありますから。
でも話せなければ選べる環境は限られるので、そこで何かがしたい人にとってはせっかくのチャンスが十分ではないと思います。
英語を勉強する、これは意外に人によっていろいろやり方考え方があるんじゃないかと思います、僕の経験から言えば、多分個人的な偏った見方とは思いますが、英語学習に対して教材に高いお金を払うよりまずは徹底的に毎日一定時間の会話ができる環境を確保することじゃないかと思います。
それを毎日続ければ勉強、吸収するポテンシャルが比較にならないくらい高まるので、それで自然に覚えていきます。
僕がイギリスで生活を開始した時、まず強く感じたのは絶対的に手持ちボキャブラリー数(単語数)が不足していました、でも現実問題、短期間で一気に単語数を増やすことはまず無理です、でも日々の生活では話せないのは困るので、一刻も早くなんとかしなくてはなりませんでした、それで苦肉の策として自然に身に付けたことは、手持ちの少ない単語数で如何にして意思を伝えられるか、その会話術を自然に習得していました。
そのため優先して勉強したのは、新しい単語を増やすことにはあまり意識はしませんでした、生活をしていれば生活必須の単語は自然に入ってくるので、そこで勉強したことは手持ちの基本単語をベースに、それに接続詞を組み合わせ、その熟語活用の習得、また単語の並べ方による言い回しに重点をおきました。
とにかく最低限の自分の意思を伝えることを優先して勉強したので、あの当時の自分の生活にとって重要でない、直接的にあまり関係がないと思う単語は覚える必要はないと考えたワケです。例えば、政治経済の単語、事務的な単語、複雑で高度な単語は覚える必要はなかった、また同じような意味の単語は一つ覚えたら類似語は覚える必要がかったわけです。
でも意外に類似語はたくさんあります、例えば英語にはゴミ一つとっても、ラビッシュ、ガベージ、トラッシュ、リッター、と様々です、一つの単語には同じ意味の違う単語、類似する単語がいくつかありますが、僕にとってはどれか一つ覚えれば他は敢えて覚える必要はないと考えていたワケです。
その結果どうなるかといえば、英語の言い回しが最低限は揃っていますから自分の言いたいことはまあなんとか言えるようになります、しかも話す時いちいちあれこれ考えなくても引き出しがすでにあるから流暢な英語が口から出てきます。でもそれは自分の狭い範囲内だけの引き出しで、相手は別のボキャブラリーで僕に話せば、相手が何を話しているのか十分に理解できないワケです。
日本語もそうですが、同じことでもいろんな類似語、単語、言い回しがあります。相手はそれをその場の雰囲気で使い分けます、丁寧な表現とか、あらゆる事情でそれぞれ表現、言い回しで使い分けます、その場合、相手の言い分はよく分からない。そこが弱点でしたがずーっとそれを放置したまま今日まで来ました。
この英語の考え方は、決まった人と話す時は、相手は僕の手持ちボキャブラリーを大体把握していますから会話は成立します、また旅で出会った旅行者(英語国以外の旅行者)との会話の場合でもお互い母国語じゃなく最低の基本単語しか使わないからだいたいの会話は込み入ったところまでクリアーに成立します、しかし意外に厄介なのは母国語の人と初めて会話する時に意外に相手の言っていることが理解出来ないことです。

巷で聞く話で一般日本人は話すのは苦手だけど、聞くのは相手の意味がだいたいわかる、これには僕はまったく理解ができないです。正直言って信じられない思いがします。
でもこのままではやはり自分の英語能力はとても限られています、せっかくある程度の場数は踏んで来たのですが、その会話能力は限られたままではもったいないと思いました、それでまず徹底して今はボキャブラリー数を増やすことに専念して、さらに違う表現法も身に付けることでもっと大人の英語を身に付けたいと思い始めました。
幸いにして、この時代、スカイプが発達し、自宅に居ながらにして世界各国の人とリアルタイムでしかも低価格で会話ができる時代になりました。昔はまずは英語を話す環境に自分が出向くなり、その環境を確保するために高いお金を払ったりでしたが、今はそんなことはしなくても低価格で毎日自宅で英語が話せる時代になったので、これから英語が当たり前に話せる人が増える時代になる気がします。