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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

プロパガンダに操られることだけは絶対にイヤだ 

ここ最近、連日、日韓の政治、貿易問題でニュースを賑わしています、8月2日には第2の制裁、韓国をホワイト国扱いから解除すると言われ、韓国ではそれに反発して日本製品不買運動、反日運動で盛り上がっているようだ。
最初に断っておきたいのは、僕はナショナリスト(国家主義者、国粋主義者)ではない、またそう言う視点で物事の発言ははしたくない、相手に対し偏った批判的態度にはなりたくない、しかし不思議というか、悲しいことに、人はその国の視点でしか物事は見えないようにできている、それが人の世で、僕もその轍から自由です、とは決して言えない。

昔、中国の雲南省の最も南端あたりからタイ側を見た、正確にはタイ中国は国境を接してはない、ミャンマーとラオスの向こうにタイがある、でもちょっとこの山々を越えた向こうにタイがある、中国で天安門事件が起き、政府の弾圧から大勢の学生たちが国境を越えてタイを通過して自由諸国に逃げ込んだ、そして中国国境周辺の警備が厳しくなった。
天安門事件以降、おかげで僕は探していた少数民族の撮影が非常にやりにくくなった、それまで僕は中国人の格好に扮して少数民族の村探しをしていたが国境あたりはすぐに捕まってしまってやりにくくなった、でも国境辺りに限って僕が出会いたい民族が住んでいたが、それが出来なくなって探す場所を雲南省からタイに場を移す決心をした、高台に立ってこれから行くはるか山向こうのタイの山々を見た。

雲南省の南端からぐるっと遠回りで香港に一旦出た、そこからバンコクに飛んで、北上してついに雲南省の目の前のタイ最北端に立った。その移動に半月以上の時間をかけた、もしそこに国境がなかったらその移動はバスでわずか数時間くらいしかないが僕は2回も飛行機を乗り継ぎ、越境手続き3度も通過する大げさな旅になった。
その移動で不思議な感覚を感じた、中国からタイを見た時の意識はやはり中国人の立場で物を見ている、しかしタイ側に立つと不思議ことに意識はタイ人の目線に自然に変わっている奇妙な現象を感じた。
70年前の話、その国境は中国の共産化を嫌った大勢の国民党員たちが国境を越えてタイに逃げ込んだ、僕がタイに行った時、まだ北部タイにはまだ中国共産党に敵意を持つ旧国民党員の老人たちにたくさん出会った、無意識のうちに彼らの心にある憎悪に似た感情が僕に中に入り込んでいて、僕はそういう目で昨日までいた中国を見ていた。
僕はその時初めて人はその土地から見える見方でしか物は見えない現実を知った、これはどうにもならない現実なんだと思った、だから僕がここでいくら自分はナショナリストではない、中立的な目で韓国を見ているんだと思ったところで、やはり僕はどこまで行っても日本人として韓国を見ているにすぎないと思う、またニュースはそう言う風に日本人目線でしか語らないし、そんな情報しか伝わってこない。

その一方、韓国では小中学校の歴史授業で日韓の問題を韓国の立場で教えているらしい、それではまるで国が子供時代から反日思想を仕込んでいるようなものじゃないかって思った。そのおかげで韓国の街頭でドクト(竹島)についてインタビューすれば必ず返ってくる答えは、「ドクトは私たちの島です、日本が不法に領土主張をしているが韓国の領土です」と口を揃えて言う。
僕は竹島についてどう思うかと聞かれたら、自分は歴史家じゃない、どういう経緯で竹島が日本の領土なのかその根拠を知らない、竹島が間違いなく日本だ、その島の歴史について何も知らない、だから僕は何も言えない、発言する筋合いじゃない。むしろ、そんな学校教育をそのまま鵜呑みにして、自分の考えと信じ込んでる人に対して好感が持てない、と思いながら街頭インタビューを見ていた。
でもこんな風には思う、もし自分が韓国に生まれてそう言う教育環境の中で育ったならそう言う見方しか出来なんだろうなって思う、これはもう仕方がないことです、また韓国が竹島をあくまで自国領だと主張するなら、これ以上の無駄な言い合いはもはや無駄でしかない、日本が主張するように国際裁判所に一緒に出てそこで主張し判定してもらえば良いじゃないか、と思うが韓国はそれを受け入れない、それじゃフェアーじゃないって僕だって思う。
また、韓国は今まで従軍慰安婦少女像を世界の大使館前に設置したり、国家間で決められた取り決めを守らないで一方的に破棄したり、自衛隊レーダー照射問題での対応、やることが意地悪と言うか国家のする行為には思えない、ここまで続ければ、日本政府だって勘忍袋の尾が切れることもあるだろうって僕だって感じた。
でも悲しいかな先に書いたように日本で聞ける情報はどうしても偏った情報しか入ってこないんだろうと思う、また韓国でも同じように韓国サイドの情報しか入ってこないし人はそれを信じて日本に対して反感を持つんだろうと思う、これはもう仕方がない話で、どこまで行っても平行線でしかない。
でも冒頭に書いたように僕はプロパガンダがすごく嫌です、政府の情報に操られ、思考が操られ、それが自分の考えだと信じて疑わない、客観的に見えなくなる、プロパガンダに洗脳される側に立つことだけは、僕が一番嫌いなことです。
韓国にはそれなりの言い分はあるにせよ、これまで散々やりたい放題やって、阿部さんはついに怒ってしまった、先日トランプさんが立て続けに日本に来て阿部さんとは親密にコミュニケーションを取っていた、阿部さんはかなりご満悦だったけど、間違いなく、阿部さんはトランプさんに今回の韓国に対する制裁実行を事前に話し根回しをしているハズ、その時はアメリカはどちらかに加担はしないで傍観していてほしい、そんな話はちゃんとつけていたと思う。