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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

前回の続き 

裁判所から大げさで仰々しく書類、そこに20万円をいつまでに支払いなさい、と書かれた督促状が僕のところに来た。
それを見た一瞬、「僕、そんな20万円も支払わなきゃダメな悪いことした覚えはない」そんな気分になった、訴訟に縁のない一般人がそんなものを見ると、それだけで気が滅入る、ワナワナする、なんだか自分がひどく悪いことをした気分になって、ある種の暗示にかけられたような、強い喪失感にも似た無気力な状態になる。
相手はそういう心理的圧力は絶対に計算の内だと思う、、、、でもそこは冷静になって、自分がそんな風に呑み込まれたらもう相手の思うツボだ、、、、、それだけは絶対になるわけには行かないって思った。
そこに書れた内容をもう一度冷静になってよ〜く見ようと書類を手にするが、それを手にするだけで吐き気を催す気分になったり、何のことだか、わけがわからなくなったり、気が遠くなった。
まあ冷静に考えたら、ことの流れはこうだ、、、、。
撮影した、納品した、相手は納得しなくこんな風に修正してくれと言った、それは修正ではなく特殊加工だ、僕にはできない時間をくれと言った、話がギクシャクした、もういいアンタに頼まない、お金返せと言った、無視した、弁護士を通してお金返せと再び言った、無視した、裁判所から督促状が来た、、、、、異議申し立てを裁判所に送った、訴訟になった、、、
それで相手弁護人が主張する内容を読むと、よくまあ有りもしない事とか、いろんな難グセをあれこれつけてよくまあこんなアホなことが言えるな、、、、と呆然とした。
それでこちらも弁護人に相談して、これをどう受け止め戦えば良いんでしょうか?と相談した、弁護人はあれこれ言い分を並べ立てても話がぐちゃぐちゃしてくるだけだから、、、まずは要点を一本に絞って主張はシンプルに裁判所に訴える方が良いんじゃないですか?とアドバイスを受けた、弁護人はまずこの事件は渡会さんとSさんとの契約は委任契約であることをまずしっかりさせた方がいいです。そもそもこの事件は相手側は相当無理な言い分を押し通そうとしてるんです、分は渡会さんにあるんです、と言った。
委任契約とは結果は「やってみないことにはなんとも言えない」そんな契約です、例えば医者がガン患者を手術したが助けられなくても、罪に問われることはない、行なった治療費はもらう権利がある、そんな契約を委任契約と呼ぶそうです。
それに撮影は総数1000枚を超える撮影であることと、ここまできちんとしっかりした撮影内容であることも裁判所に出力した画像を揃えて提出してください、また過去のメールで特にそんな約束はしていない、相手側の矛盾点がいくつかを証拠資料からきちんと整理して、重要な部分にアンダーラインを蛍光ペンで印をして裁判所に提出してください、あとは委任契約で押し切ってください。
弁護士の助言で冷静さを取り戻し、僕は膨大な証拠資料を作った、最悪、負けたところで20万円だから大したことではない、と気が楽なもの、裁判官だって人間だ、どんな裁定が出るかは神様しか分からないけど、、、、。
始め、、、裁判所からの資料を見るだけで近寄るだけで、吐き気がしたけど、ここは逃げ腰にならないで冷静に向き合うしかないし、徹底して証拠資料を作るしかないとハラを決めた。すると逃げ腰だった気分は主張すべき点は弁護人に頼るんではなく自分自身がしっかりした考えを持って主張しなきゃダメだ、、、、と感じ始め、その流れは明らかに変わった。
これは撮影でも、なんだって同じだけど、何かをする時、結果を出すコツは主体性をしっかり持つこと、誰かに依存するのではなく自分自身が、それをどうしたいのか、その意識をしっかり持つこと、いくら法廷に関しては無知でも、所詮は主張と主張のせめぎ合いです、弁護士に100%依存するんではなく、弁護人はアドバイスをもらう程度にすべきで主体は自分で考えたことを主張すべきだと思う。
証拠資料を整理するうちに、だんだん事件が冷静に見え始めた、そもそもこの事件はすごくアホらしい事件であることが見えてきた、こんなアホな訴訟に絶対に負けるわけには行かない気持ちが湧いてきた。
話をまとめると、時代がこんな感じで無軌道になると自分の身の安全は自分で守る知力と気力が必要になってきます、今回の事件はいい勉強になった気がします。