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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

アラン諸島の絶壁 

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アイルランドの西海岸に浮かぶアラン諸島、その一つにイニッシュモアという島にすごい断崖絶壁があると聞いて、そこでドローンを飛ばし海側からこの絶壁を撮ったら、さぞかし楽しいだろう、、、、と思ってここにやって来た。
始めは何の情報もなく一般のビジターが行くごく普通の有名ポイントに行った、そこは宿からは遠く片道多分7〜8キロの道のりを徒歩で下見がてらに行った、歩いてみると結構遠い、ここまで2時間はかかった、着いてあれこれして帰ろうと時計を見ればなんと5時だった、これでは急いで帰っても宿に着く頃はもう真っ暗だろう。
道をとぼとぼと歩き始めて30分くらい経った頃、車が後ろからやって来た、車は止まり何も聞かず乗って行かないか?って声をかけてくれたので乗せてもらった。
こっちに来て毎回思うのは、これは少しも珍しくない、最近日本はこういう人付き合いが昔に比べて恐ろしく減ったと思う、僕が十代の頃、地方に行ってウロウロしていると、乗って行かないか、とかここで休んで行きなさいとごく気軽に普通に声をかけてくれたが、今はそういう感じがしなくなった。
いつの間にか日本は知らない人にあまり気軽に声をかけない国になったと思う。去年、イギリスに行った時も道に困っていたらすぐ声をかけて来るし、道を聞けば喜んであれこれ教えてくれる、彼らは知らない人だろうが人と話す楽しみをまだ知っ異る、でも日本人はそうじゃなくなった気がする。

さて話は変わり、少し乱暴な分け方だけど、、、旅行者にはタイプが2つある、一つはガイドブック情報を素直に行動するタイプで、情報に載ってること以上のことはあまりしたがらない、ツアーガイドの周遊に素直に従って、一通り見て納得して帰る、それともう一つが僕みたいなタイプ。
ツーリストインフォメーションが教えた代表的なポイントに素直に従って行ってみたが、やはりそう簡単には納得して終わらない、そこはツーリスティクな場所だけにあれこれ禁止事項が書いてあった、そこにドローンも禁止事項に含まれていた、だいたい自分がしたいことはまず現地に行って毎回そうだけどだいたい壁に当たる、または納得が行かず結果的にその場で新たな情報と自分なりの方法を探すハメになる、当然そこで新たな情報探しが始まり、その場に長く留まることになる。
今回もやっぱりそう、まずこの土地の詳しい地図が必要になった、ツーリストインフォメーションがくれた地図ではなく、もっと細かい道が記載されたまともな地図が必要になってくる、そして土地に人に絶壁についてあれこれ聞き始めた。
話がしつこくなったけど、早い話が自分がしたいことはだいたい現地に行けば何らかの問題にぶち当たる、そこで自分がしたいことの情報探しが始まって、結果的に語学力が必要になる、過去、少数民族を散々探し気がついたら言葉も覚えながら少数民族を撮ってきた。
そんなわけで今日も土地の人に別場所でこんな絶壁で行ける場所はないかと聞いてこの場所を教えてもらった、ここはあまり管理されておらずわりと自由に崖に沿ってずーっと移動しても構わないみたい、いい場所を見つけたけど、なんせ風が強くて今のことドローンはまだ上げられない。