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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

久々のデッキの大改修 

IMG_1137.jpeg 最近テレビを点ければコロナウイルスの話題ばかり、この雰囲気でちょっとブログを書く気にはなれなかった。
この事件を思った時、僕がまだ高校生だったころ、オイルショックで世の中は一斉にスーパーにトイレットペーパー買いに殺到したことがあったがそれを真っ先に思い出した。その現象を見て高校生ながらに思ったのは世の中から本当にトイレットペーパーが品薄になったなら、手に持てる数を買い占めたところで、それが本当に助けになって備蓄になるんだろうか?と思った。
むしろ何か庶民の愚かでバカらしいと感じた、そしてやはり時代が経って当時を見ると、それはまさにバカらしい光景でしかなかった、その同じことがまた今回も起きた、大衆とはこういう時つまらないことをする、つまらないことを考えるものだとあの時、高校生ながらに思った。

さて、話は変わって世の中のゴタゴタを横目に季節も暖かくなったので、そろそろウッドデッキの全面修理をすべき時が来ました、まず手始めにデッキ板のすべてを剥がして中を見たがやはり取り替えるべき部材がいくつか見つかったり、全面的にデッキのレベル調整(高さ調整)をし直すなど、すべきことがいくつか出て来ました。
世の中一般、ウッドデッキ作り、その管理から修理まですべてを自分でやる人などそんなにいない、まず第一にデッキが必要な家環境に住む人自体が少ないだろうし、それに多くの方々は普段はお勤めでデッキなんて自分で作る暇もないだろうし、やり方だって知らない、どこから何をどうするのかまったく想像がつかないらしい。

うちの場合、家の環境が山の斜面に位置していて、平坦なところは限られているから、残された斜面を上手く有効に活用する必要がある、デッキを設置するか、しないかで、庭の広さは大きな違いが出るから広いデッキは欠かせない、そもそも最初にこの物件を見た瞬間、斜面に生え放題に生えていた植栽物をすべて取り除いて、そこに広いデッキが設置できたら、この家の価値は一気に変わるハズだって僕ら夫婦はさっと感じた、そしてアトリエを建てた時にデッキも作った、そして2年後、さらにデッキを拡張し今のサイズにした。
そんなデッキは3〜5年くらいに一度、これまで全面修理をしてデッキを維持して来ました、3〜5年に一回の大掛かりな修理にはいくつか事情があります、定期的にCM撮影に使用され、その時、何十人のスタッフが一斉にデッキに乗ります、デッキの構造、安全確保と定期修理は欠かせない、さらに素材購入にはそんなに高いお金は掛けられない、しかし手頃価格の素材は木材の耐久性は比較的に短く取り替え時期が一般のデッキより早いことが挙げられる。
我が家にデッキができてかれこれ15年以上経ってその間に行った全面修理は3〜4回くらい、素材をすべて入れ替えしたら材料費だってバカにならない、一度に何十万円かかります、40平米以上のデッキ素材費が何十万で済むなら安い物だという考えもあるが、やはり木材1、本千円以下か、2〜3千円以上かでは予算事情が大きく変わります、でも何回か修理した経験で分かったのは比較的安価で長持ちする木材がわかって来ました。
ホームセンター木材売り場で山積みされている2x4材は一般にカナダかロシアから輸入された針葉樹だけど、日本の風土には相性が良くないらしく木の劣化(腐り)がとにかく早い、一ヶ所が腐るとそこから癌みたいに、木組みされた他の木材にも腐りが転移して木材全体をダメにする、室内で使うなら腐りの問題はないが外環境で使うなら木材の腐り劣化はデッキを長持ちさせられるか、どうのかの最も大きな問題です。
如何にして木材を長くもさせられるかがデッキの使用の耐久年月になるわけですが、その点日本の杉板は日本の風土に相性が良く腐りに割と強く価格も安く重宝な素材です。
さて、肝心なデッキ作りですが、これをズブの素人さんがまったく一からやろうと思うと気が重くなるばかり、気持ちが引いてしまい、結局業者に頼んで高いお金を払ってお願いするか、業者の見積もりを聞いて手が出ないで作らずに終わってしまうかだと思う、うちの場合はデッキの総面積が他所よりも広く、多分業者にそのまま頼めば4〜5百万円くらいになるらしい、その代わり素材はしっかりした木材を使うんだろうけど、、、でもそんなにするんではとても気軽にデッキを所有することはできない。
でも、実はデッキ作りなんてとても簡単なことで、ヒマな時間とその気があるなら出来ない事はない、こんなものは誰だて出来るだろうし、まともな大人がその気になってデッキすら作れないのはむしろ悲しい事だ、覚えなくてはならないのは木材を電動ノコで切ること、インパクトドライバーでビス打ちをすること、それだけの作業の積み重ねでしかない、多少デッキが歪んだところで家じゃないし傾いて倒れるわけでもない、構造上は単なるザラ板を敷き詰めたモノでしかない、基礎の設置は多少難しいが、、とは言え、これくらいまともな大人なら自分で作るべき、逆に今の日本人の大人はこんな物すら自分で作れなくなってしまった、これは僕にはとても情けなく感じる。
デッキ作りなんて、一つ一つの作業工程は難しいことは一つもない、分からなければネットで調べるなりすればどうにか出来る、こんなものは造作の中では最も簡単な部類です、ただ作業工程が多いから日々忙しい方にはどうなのかな?でもこれは実利的にもメリットはあるから自分でやる価値は十分にあると思う。