アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

皮のノートと万年筆 

前回も書いたように、今英語学習にハマっています、英語を学ぶことは学習と言えば学習ですが、遊びと言えば遊びです、その境界線は一体なんだろうか?とにかく今の僕には英語学習は単なる遊びです。
やっていて常々思うのは「え、こんなことすら知らなかったのか?」この繰り返し、この歳で(60を超えた)勉強するのは思うようにアタマに入らない、確実に記憶する能力が落ちていることを実感する、若いころはもっとスルスルとアタマに入ってくれていた気がするけど、今は本当にびっくりするくらいアタマに入ってくれない。
でもそんなこと究極を言えばどうだっていいようなこと、やった分の収穫は大事だけど、どうしたら効果的にアタマに入るのか?を難題を攻略するみたいに考えながら勉強するって、これもやってみれば意外におもしろい。

先日、アメリカに行った時、最後の1時間くらいで何か買い物をしようとロスアンゼルス市内のある店に入った、これと言って土産になりそうな買うべきものがなかなか見つからず、結局はステーショナリーコーナー(文具コーナー)に行って皮のノートを何気に2冊、家内と自分用に買った。
海外の文具用品は日本のものとはデザインとか作りがちょっと違ってなかなか素敵で楽しい、それで日本に帰って英語学習用にそのノートを使ったら、、、、ちょっとした異変が起きた。
それはこれまでの人生でちょっと恥ずかしい話だけど、僕はノートを付けるなんて人生でまともにやったことがない、だいたいクチャクチャだった、ノートは最後まで書き潰すより半分も使わないうちにどこかにやってしまう、先生が黒板に何か書くから仕方なく黒板に書かれた内容をノートに書き写すだけだった、後で読み返すとか、自主的に書いたことなんかこれまで一度もない。
ただ自主的にやっていたフランス語学習は文字をフランス語っぽく縦文字風に書くのがカッコいいと思いながら書いていた記憶がある、でもやはりフランス語学習も遊びで自分で勝手にやっていた、やはり語学以外の勉強はマジメにやらなかった。

英語勉強でノートにメモするのは重要なこと、ネットで勉強はその勉強内容をノートにしっかり書き留めて、外出時、電車に乗った時、どこかで待ち合わせのヒマな時間潰しの時はまずノートを開いて単語を覚える、言い回しを一つでも覚える、とにかく覚えることは山ほどあるけど、なかなかスラスラ覚えないからヒマな時は必ず英語ノートを開いて復習する、しかしこれは楽しみ。
英語学習を楽しみにするにはやり方がある、アタマに叩き込む考えは捨てるべき、話すことをイメージしながら英語で何か構築していく感覚でやる、単語の吸収は必要な素材を調達するようにイメージを持って学んでいくと結構効率が上がる。アタマにただ押し込むのは苦痛で拷問同然、こんなのは僕ならいくらやっても少しも覚えない。
実家の名古屋に用で行く時は新幹線に乗らないで缶ビールと辞書と英語のテキスト持参で各駅停車に乗る、英語のマンガを時間をかけ読みながら名古屋までビール片手に英語で時間を潰す、これは何かに急かされてやってるんではない、自分が楽しいし、充実感を感じるからやってるだけの話、歳を取ったから覚えないって思っていたけど、やり方次第で次々にきちんと確実に吸収することも分かった、でも日常生活で英語は使わないからすぐ忘れる、そしてまた覚える、そこでノートはますます重要になってアメリカで買ったノートを最近使い始めた。
使って実感したのは日本の普通のコクヨのノートとは違って紙質がまったく違うことに気がついた、ツルツルしていなくややザラザラしていて紙がややふわりと厚みがあって文字を書く感触が日本のノートよりいい感じなのが結構気に入った、そんなこと今まで人生で一度も考えたことがなかったけど、いい感じのノートを手にしたから万年筆で書きたくなった。
ペンの書き味を見たいし初心者だし手始めに2本オークションで試しに買った。
パイロットとセイラー、特に予算を気にしたんではない、どうせ今後あれこれ何本も買うだろう、そのうちに1本何万円の万年筆も買いそうなのは分かり切ってる、まず手軽なものから始め1本目は線は中くらいで書き味は滑らか、もう1本は細字で書き味はどこか引っかかる、筆圧をかけないと掠れる感触で書き味は悪い、ペン先は両方とも金ペン、でも案外新品で値段が高い方が書きにくかった、最初に買った安い中古ペンの方が断然書きやすかった。値段よりもペンとの出会いが重要なのがなんとなく分かった。
書きやすいペンを手にして文字を書くことの喜びを感じた、ここ最近パソコンで打ち込むばかりで手で文字を書く習慣から遠ざかっていた、書くにしても万年筆なんか持っていなかった、もっぱらボールペンばかり、もう何十年も万年筆で文字など書いたことがない。でも良い紙質のノートと万年筆があってノートを大事にしながら何かを勉強するのは結構幸せな気分、こんな気持ちはやはり若いころじゃなく歳を取ったから味わえる気持ちなのか?と思う。
とにかく、何かを勉強するってことは文化を嗜むことなんだ、、、、と一人で悦に入ってる。

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://suiheisenbiz.blog52.fc2.com/tb.php/2005-24c74ea6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)