アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

軍産複合体 

まず最初に断っておきたいのは、今日の内容は今の政治を激しく非難してるのではなく、現実の厳しさに無力な者にはなす術もなくただ途方にくれた気持ちで見守るしかない、それが正直なところです。
昔小学校の時、社会の授業で日本は第二次世界大戦で敗戦しその後悔からもう二度と戦争はしない決意の表れとして憲法9条の戦争放棄ができたと聞いた、その内容は日本から戦争を仕掛けない、戦争による紛争解決は選ばない、紛争問題は武力ではなく話し合いで解決することを今後の日本の指針と学校で聞いた。
それを聞いた時、ひねくれ根性からではなく素朴な疑問として感じたんですが、戦争の手前までこじれた国と国の紛争問題、それはもうにっちもさっちも首が回らないとこまで行った両国の壁が戦争を起こさせる事態に、果たして話し合いなんて悠長なやり方が本当に通用するのだろうか?問答無用に相手が攻めて来たらどうやって話し合いで解決するんだろうか?と子供ですら単純に思った。
そもそもそこまで行った時はもう話し合いではラチが開かないから、結果として戦争になるんじゃないかな?誰だって好きで戦争をしてるわけではないし、そんな考えは説得力に欠ける話だな、、、と僕は思った。
これまでの遠い過去から北朝鮮に対して何度も何度も対話による外交努力をたくさんしてきたはずです、ずいぶん昔に北朝鮮が核開発をし始めたんじゃないかと疑惑が持ち上がった時、元アメリカ大統領のカーターが金日成主席がまだ健在の時に会いに行って経済支援をするから核開発は止めて欲しいと平壌まで話し合いに行って歴史的合意まで行ったはずです。
それを北朝鮮は裏でちゃっかり開発を続け約束をあっさり反故にした国です。
さらに韓国の元大統領金大中さんが敵視政策から太陽政策を掲げました、多分見えないこところで北朝鮮に莫大な金銭援助をしたと思いますが、これらはことごとく恩を仇で返すように核開発資金になっただけで終わった、という説もあります、これを見ると話による対話って一体なんなのか?と思います、トランプさんがこれ以上の話し合いは時間のムダだ、これも一理あります、だからと言って北朝鮮は攻撃すべきとまでも思わないけど、これは本当に水と油の話し合いみたいなものですごく厄介で難しい問題だなと思います。
国際秩序というのは、世界各国からなんらかのルール違反した場合、世界各国から相手にされなくなります、そうなった時では一国だけで自活できなくなるから世界の秩序を守って相互関係を維持し、やりたい放題はしない、それによって世界秩序は維持され世界の均衡はなんとか守れる、とこれまで信じてきました。
でも北朝鮮はそれを無視し、約束を破り、越えてはならない一線を越えて、独自の論理を主張し、ミサイルを飛ばしてるように見えます、こんな野蛮な行為を許していたら世界の秩序は乱れるから、この辺で叩く、というのがトランプさんの言い分ですが、それは一理ある気がします、もちろん北朝鮮にはそれなりの言い分はあるんだろう、という気はしますが。

それで今回トランプさんはアジアを訪問しもしもの有事のあり方をいろんな打ち合わせにしに来たと思うんですが、同時に日本と韓国にちゃっかりこんな時じゃないと言えない高額な武器の大量購入の押し付け、日本と韓国からその契約を取ったようなことを朝のニュースで言っていました。
これではアメリカ大統領はまるでアメリカの軍事産業の営業のようです、武器を売ることと車、家電製品を売るのでは取引金額はケタ違いで次元が違います。アメリカは車産業を始めあらゆる生産業はかつてにくらべて空洞化し、その実態はは他国製品に依存してるところがありますが、でもちゃんとアメリカの基幹産業の軍事産業はブレることなく健在です。
聞くとこによれば今アメリカはトランプさんが大統領に就任して以来、軍事産業の株価が勢いよく上昇してるそうです、特に共和党は民主党より軍事産業との関係が強いようです、政治と軍事産業が密になることを「軍産複合体」というそうですが、聞くとこによれば最近の軍事費と言うのは10年前に比べて金額が桁違いに上がってるそうです。これはたまたま北朝鮮問題がそうさせたのか、もしくはトランプさん自体の政策なのか、その実態は分かりませんが、アメリカは軍産複合体の流れを確かに強化してるように感じます。
それに日本もトランプ大統領に追従し大量発注し防衛費を飛躍的に増大化しているようです、敗戦して70年経ったわけですが70年前に掲げた憲法9条、あの憲法の精神とはいったいなんだったのか?と感じます。
それは現実を思えば所詮は紙に書いたたわ事だったのか?と思ってしまいます、かと言ってそうしか選択肢はなかった、むしろこれまでよくやって来たじゃないか?と評価すべきなのか?私たち庶民にはこれをどう受け止めて良いのか分からない。
要するにトランプさんの日本訪問はそんな高邁な政治理念から遠くかけ離れた単なる武器商人としての訪問なのかな?と感じます。そう思うと人間は生きていくためにどこまで愚かな存在にならざるを得ないんだろうか?と思います。

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