アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

命を拾ったわが家のキョロちゃん 

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キョロちゃんはわが家に来て13年目くらい、もうそこそこ年寄りネコです、娘が小学校4年生の時に僕らは借家住まいから自前の家になった時にネコを飼い始めた、その娘はもう大学を卒業して社会人に今年なった、ネコは捨てネコ救済のボランティアの方からオスメス兄弟で2匹譲ってもらった。
思えば13年もこの家族の一員になってくれた、ネコの存在とはおもしろいもので、たかがネコと思えばネコなんてそれ以上の何モノでもない、しかしこれがバカにならない不思議な命と思えばそれなりにかけがえのない存在に感じる、要は感じる人次第でその感性に依る。
ネコを飼う経緯は借家暮らしだった時、娘はどうしてもネコが欲しいと泣き叫んだが借家暮らしではそれは許されない、自前の家になった時にネコを探しこの子たちはネットの情報から見つかった。
里親探しのネコボランティアの方がネコ2組を別々のケージに入れて連れて来た、どっちを選ぶかは娘の気持ち次第、ネコは不慣れな見知らぬ家に連れ込まれネコなりに警戒心むき出しなネコとまったく気にしないネコと2組のネコが来た、緊張したネコはちょっと手出しすれば、子ネコなりにシャー!っと歯を出して威嚇した、しかしもう一方の堂々としたネコたちはそうでもない、ネコじゃらしを使って振ればすぐ飛びついて戯れた、娘はその戯れたネコが気に入って、そのまま兄弟2匹引き取ることにした、それがこの子たちと我が家の出会いだった。
ネコはプリンとキョロと名付けられた、オスの方がプリン、メスの方がキョロ、2匹はそのまま13年も我が家でのんびりと暮らした、そのキョロが2年くらい前、突如病気になった。
餌も食べずどこかに引きこもったまま動かなくなった、外に出てそのまま帰って来なくなって心配して探したがどこにもいない、散々心配した探した挙句、家の近くで虚ろな顔して座っていたので、そのまま連れて帰ったが様子はおかしい、急いで病院に連れて行って治療してもらった、血が足らなくなっていたらしく増血剤を投与し注射を打ったりしてなんとか一命を取り留め無事に元のキョロちゃんに復活した。
あれから2年か3年くらい経って、キョロちゃんはまた突如と体が悪くなった。思い起こせばその伏線は十分にあったけど不注意で気が付かなかった、時々異常に水を飲みたがったり、妙な啼き方をしてたり、もっと気を使ってやれば良かったなと後悔したが今更どうにもならない、動けなくなって餌も食べないし体はどんどんやせ細っていった。
それで病院に連れて行って治療を受けた、毎日点滴を打って注射をしたけど、一向に回復の兆しがなく1週間くらいすぎた、餌も相変わらず食べず、体がよろよろするばかり、その異常な状態がずーっと続いたが一向に回復の兆しが見えて来ない、今度ばかりはもうダメかなと思い始めた。まあ考えれば、年も取ったし、歯もところどころないし、これまでよく生きてくれたとお別れの覚悟を決め始めた。
それでもうお別れかと思いしっかりずーっと抱っこした、これも生きているうちできることで死んだらもうこんなことできない、不思議なことに抱っこを続けたら少しづつ反応し始めゴロゴロ言い始め回復の兆しが見えて来た、餌も僅かだけど食べ始めた、「あれ?キョロが餌を食べたよ、、」と言えば家族中がホッと一安心で笑顔になった。
不思議なものだ、こんなショボい命だけど、生きるか、死ぬかの瀬戸際に立つと何か込み上げてくるものがある。なんとか助かってほしいと思った。それがきっかけでちょっとずつ餌を食べ始めた、でも現状ではほとんど点滴で命をつなげているようなものだ。
正直な話、毎日連れて行く病院代は結構な金額がかかるが、そういう問題じゃない、回復の兆しが出始め飽きずに病院に連れて行き続けた、そして次第にキョロはどんどん回復に向かった、今でも血液検査の結果ではまだ油断はできない状態だけど、徐々にいつものようにうるさいネコを取り戻し始めた。
病気が発症し始めてそろそろ1ヶ月近くになる、もう見た感じでは分からないくらい回復した、それにしてもこのネコの生命力は奇跡だと僕は思っている。

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