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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

続編「デッカチーの物語」アタマの薬の話  

精神科で医者から薬を飲む気はあるかね?と問われ,はい飲んでみますと答え飲み始めた。
医者からは飲んだ感想を克明にレポートに書いて提出するようにお願いされた、しかし克明に書くも何もない、そんなにたくさん書けるほど劇的な変化はない、せいぜい言えるのは少しくらいアタマがクリアーになったのかな?感情の起伏が少しフラットになったのかな?ごちゃごちゃしたものは片付けられそうな気はしないでもない。
強いて言えばそんなとこだけど、何も感じないと言ってしまえば、まあそんなとこで、これは普通の人なら何も感想はないレベルで終わる、僕は医者にこう答えた、これはあえて飲み続ける気はないですね、、、、会議の時は役に立つかもしれないけど、もし他にまだ薬があるなら、今度はそっちをやってみたいです、、、、。
すると医者はまあまあ、、、待てよ、効くには効いたんだな?吐き気はあったか、何か問題はあったか?僕はないと答えた、じゃあ今度は投薬を倍にするからな、、、、とニヤニヤしながら言う、まるで僕を実験台にして喜んでいるような、、、、、。
僕の友人や仕事仲間は、そんな薬を飲んじゃうとワタライじゃなくなるからヤメタほうが良いよ、とみんなから言われたと、医者はこう言った、そりゃあない、そうじゃなくてあんたの場合はこっちの脳がよく出来ていて、こっち側の足らない部分は今までずーっとこっちが全部カバーしてきたんだ、それでこれまでなんとかあんたはやって来たんだ、これ飲んでここが動き出したらあんたの能力はパワーアップする、、、、とアタマの部分をあっちこっち指差しながら説明する。
医者の話を聞いていて、これはまるでマンガ話に出てくる患者と医者のやり取りのようだけど、これはすべて本当の話です、とにかく医者の話は僕には興味深い話だった、僕の場合、感覚が優秀で現実的な物事は劣る、その落差が激しいアタマを持っているから今こうして精神科に来ているわけですが、まさかこっちの劣る部分を活性化して脳の機能をあげられる なんて果たして本当にあるのか?と思ったがあるようだ。
この経験を通してマジにあの「デッカチーノの物語」はただのマンガ話ではなくいよいよ現実味を帯びてきた、世の中には本当にアタマがよくなる薬があるんだ、、と思った、しまいにデッカチーノみたいに僕のアタマは風船みたいに膨らんで最後にパーンと破裂するのも現実味を帯びてきた。

ところで話はガラッと変わるが、小さい頃から先のブログに書いた通り僕は勉強ができない子ども時代を散々味わった、その時に僕なりに悩み考えた、勉強ができる、アタマが良い、アタマが悪い、とみんなはあまりにも軽々しく無責任にレッテルを貼る、果たしてそれは一体何なんだろう?たしかにIQの高い低いはある、でも僕にはそれだけでは片付けられない問題に思えて仕方がなかった。
つまりその子の家庭環境次第で優劣差が分かれる、それが勉強ができるできないは絶対にあると思っていた、例えば兄弟とか両親が勉強家なら必然的にその子の学力アドバンテージは高く勉強はできる、逆に両親があまり学問に関係ないならその子の成績は普通レベルかもしくは普通以下、家庭が安定した経済環境ならば勉強ができる確率は高い、家庭環境が不安定か貧困家庭なら勉強ができない確率は高い、これは僕が子ども心にはっきり感じていた。
要するに勉強ができるできないはアタマが良い悪いよりも家庭環境の方が影響が大きいと思っていた、またアタマが良い悪い、なんて大した実態はないとはっきりと思っていた、むしろ勉強に対する受け止め方と認識のあり方がよほど影響すると思っていた。
でも現実問題、デッキチーノの薬がマジにこの世にある事を知って僕は今その処方箋を医者に書いてもらった、これでいよいよマンガ世界を体験できる。

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