FC2ブログ

アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

万年筆との付き合い方、手入れの仕方、 

少し古い万年筆をコレクションして楽しむにはそれなりに手入れの仕方があります、文具店で新品を買って使うとは少し事情が違うことに気がつきました、やりながら少しづつ学んだんですが、そこを覚えながら万年筆の楽しみを発見します。
今風じゃないものとの付き合いとはそういうもので、物と付き合うとは物の扱い方を覚えるとか物に歩み寄って学ぶ気がないと物は扱えないし物といい関係ができない、物の手入れとか時にはカンタンな修理くらい覚えて物が自分のものになる感じです、それが一昔前のものとの関わり方のルールです、今風に言えば、それはカスタマイズと呼ぶのですかね。
昔の車はよく壊れていました、昔のヨーロッパ車は壊れるのが当たり前なくらい壊れていました、修理代はバカにならないくらい掛かりました、でも熱烈な愛好者に言わせれば日本車にない味があったみたいです。
今の時代、物の感覚はもうそうではなくなった、安い中国製品が出回って使えなくなったら修理なんて誰もしない、買い換える、今のものは昔に比べて返って壊れやすくなった気さえします、またコンピューター、周辺機器もまだ使えようがOSが古いと環境が合わなくなって買い換えるしかないことが多い、昔にくらべて物との付き合い方は変わりましたね、、、。
カメラとか周辺機器も、その進歩は凄まじく、次々に新しい物が出て、新しいOSに対応し切れなくなって新しい物を買い替えざるを得ないような風潮、その分サポート体制もどんどん雑になるばかりです、どうもこの風潮は肌に合わないですね。
今風の IT化の流れはどんどん効率化され便利になって行くけど個々の人間がどんどんシステムに支配されるばかりでどうも個々の人間をバカにさせるだけに思えて仕方がない、昔はラジオが壊れたらバラして直すやつもいた、物が壊れたらまず開けて部品を取り替える時代だった、自転車なんか構造がカンタンだから部品さえ揃えれば自分で修理ができるけど、今の方々はこんなことすらできなくなっています。

オークションで落札した中古万年筆はかなりの確率でペン先が詰まっていてインクを入れも始めからスイスイ書けないことが多い、集め始めた当初はせっかく落札したペン、インク詰まりに対する知識がなかったから、どうしたら良いのか苦労しました、せっかく高いお金を払って落札したけど書けなくて悩みました、カスレながら我慢して筆圧をやや強く書いたり、ペン先を振ったり、しかし振ればインクはそこらに飛ぶしペン先をどこかに打つけてダメにしたり、、、。
最初から、中古ペンを集めて楽しむとは支障の一つや二つは覚悟していたので、たいして落胆はないんですが、せっかく落札させたシェーファーのペンを1本ダメにしました、修理すれば何とかなるみたいですが修理代は決して安くはないのでまた他を探すなりします。
インク詰まりの手入れ法はネットで調べやっと分かったのですが、ペン先をぬるま湯に浸けておく、水なら一晩浸け置きする、もし一度で上手く行かなかったら、同じことをまた繰り返す、それでだいたいは何とか書けるようになります、今ではインクの出方がちょっとでもカスレたりしたら迷わずすぐにぬるま湯に浸け置きます、ただ書き味が引っかかる場合はもうどうにもならないから諦めるか修理に出すしか手はないみたい。
ボールペンと違うペンの楽しみ方は、書き味も違うのはもちろん書いた文字がボールペンとは違う美しさがある、そのほかの楽しみはインクの色を楽しむことにあります、ボールペンなら黒か紺か、自分で色を選ぶとか作ることはできない、でもペンはインクを色々と好みに合わせて買い揃えられます。
基本的に万年筆メーカーとインクメーカーは合わせて使うのが常識みたいですが、(詰まり防止のため)あまり関係ないという人もいます、メーカによって紺色なんかは色合いが多少違いますね、紺寄りの黒とか紫寄りの紺とかセピアインクもあったりペンによって色を変えて書くのが楽しい。
この辺りの紺色のくすみ加減は僕としては気になることです、真っ当な紺よりもややほかの色にくすませた方がボールペンにはない楽しみですね、ノートに書かれた文字が紺でもややグリーンかかった紺とかセピアでも黒に近いセピアとか楽しみは無限です、僕が始めているのはインクをほかの色と混ぜて自分の色を作ってしまうこと、仮にそれで詰まったところでペン先をぬるま湯に浸して洗えば何とでもなるから他社メーカー同士のインクだろが混ぜて色を作る、これが書いていてなかなか楽しい。
前回書いたように昔、高校生のころ、フランスのJKから手紙が来た時、来るたびにインクの色が違うことにびっくりした、なんせこっちは万年筆で手紙を書く習慣もないし、手紙を書くことはダサいコクヨ便箋にボールペンで書くのが相場だったから、フランス人の手紙にはマジにやられた、そこに文化の違いをまざまざと感じ文化の違いを見せられた、僕らの日本はまだまだバタくさい国なんだな、、、、と痛感しました。
まあそんなわけで、このスマフォの時代だからこそ良いノートに万年筆で文字を書く習慣があっても良いんじゃないかと思う、それには毎日の英語学習はちょうど良い遊びです。

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://suiheisenbiz.blog52.fc2.com/tb.php/2029-999fc27b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)