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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

大島は近場のパワースポット 

椿の季節になりました、明日から伊豆大島に数日間、椿を撮りに行来ます、ここ数年、毎年この時期になると大島に椿を撮りに行きます。
今回は例年より日程を幅広く取って椿以外に三原山の砂漠トレッキングをします、そもそも鎌倉から2時間くらいで日本では非常に珍しいスケールの大きな本格的な砂漠世界に触れられること、これは意外な穴場です。
僕は旅で気がついたんですが、とにかく広く何もないただ漠然とした空間がとても好きです、中国の西の果てタクラマカン砂漠を3日間延々とバスの旅をした時、少し退屈しませんでした、インドのラジャスタンのパキスタン国境の砂漠の旅も退屈しませんでした、そして今住んでる環境も水平線が見えるところにいます、どうも気がつくと原野とか砂漠とか水平線という目の前を一切遮るものがない場所に僕は惹かれるようです。
昔、十代のころ、名古屋人だった僕は九州に行ったり北海道に行ったり、遠くに行く度に知らない世界に出会い感動し、国内旅行を十分に満喫していました、あれから大人になってからというもの、世界中いろんなところを旅をしました、あまりに良いところをたくさん知りすぎたのでしょうか、もう 国内は残念なことにあのころの感激はもうなくなってしまいました、多分あまりにもたくさん良いところを知りすぎたからでしょうか。
仕事で九州や北海道に度々行くことがあります、その度に目の当たりにする風景はかつて感じた風景ではなく普段の暮らしとなんら違いを感じない風景でしかなく日本はかつてのようなローカル色は消滅しどこも似たような均一化した風景になったような、もう日本中、残念なことに十代のころに感じた驚きはなってしまった気がします。
今時、九州や北海道に着いて空港から車で数時間走って目に映る国道沿線風景は普段の生活で目にする風景とあまり変わらないものばかりで、わざわざ遠くに来た実感が乏しく、どこを走っても国道沿線にはお決まりのファミレス、コンビニ、マクドナルド、ホームセンター、大型スーパーが目に飛び込んで来ます、部屋でテレビを付けても普段の生活となんら変わらない、スーパーに行っても見慣れたものばかりが並びます、もはや日本はどこに行っても同じになったとどこか遠くに行く度にそれを感じます。
ところが不思議なことにヨーロッパの田舎にはそれがないんです、国道をずーっと走っていて、あの品のないチェーン店のコンビニとかファミレスの看板は一切見たことがなくどこまでも牧歌的で、この現象は日本独自なのかな、、、と感じます。
日本を少し出れば世界が変ります、わずか数時間も飛べばそこは異国です、言葉も文化も食べ物もすべて日常の生活感覚とは別世界になります、気候も違う、街の匂い、植物、鳥の鳴き声、街をゆく女の子の姿格好もおしゃべりも違う、そんな時、ああ外国に来たな、、、って気持ちがホッとさせます、そんな訳で国内より気軽に来れるアジアばかりに足が向いてしまいます。
でも近場でありながら意外な穴場ってやっぱりあるもの、僕は日常世界から切り離された離島感覚がとても好きです、伊豆大島に来るたびにそう思います、離島という特殊な環境から流れ込むものが少なく、そこに残されたかつての風景が結果的に残っているからなんでしょうか?でもそこは東京からジェットボートでわずか2時間程度です、まさか都心からこんなに近い場所にここまで日常世界から取り残された空間があったのか?さらにそこには砂漠世界も展開します。
島の中央の三原山は緩やかな山でトレッキングは激しい上りではなく、なかなかの見ごたえのある荒地世界です、明日からはそんな荒地世界トレッキングしたいと思っています、でも実は、、、、本当の目的は三原山でドローンを飛ばし上空から荒地を撮影しようと企んでいます。先日大島の空港に問い合わせ現地のドローンフライトに関する情報を確認しさて準備万端です。
伊豆大島は島としてはそれなりに大きいのかも知れないけど独立した環境としては小ぢんまりした世界です、車で一周回ってもせいぜい70キロくらいだった記憶です、とにかく大島が僕にとって魅力的なのは、そこに一件もコンビニ、ファミレスがないからです、僕は定期的に都会の雑多な文化、コンビニ、ファミレスがない世界に逃げたくなります。
これらは無意識に些細なストレスを与えている事をなんとなく感じます、大島から帰って街を歩くとそこに溢れるコンビニの看板の洪水には言葉にならない鬱屈感を僕は感じます、これが普段のくらしです。
先日、インディカ米の話の最後に少し書いたんですが、僕の場合、何か表現をするとは僕にとっては、無意識、不可思議、意味不明、これらの世界は欠かせない要素です、大島は僕にとってそんな無意識な好奇心をくすぐる気分転換のパワースポット的穴場だと感じています。

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