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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

女が強い国 イギリス 

ここ3回に渡ってイギリスで感じたあのイギリスらしい品格みたいなものが書きたくなってなんとか挑戦したけど、書けば書くほど感じたことが何も書けず少しもペンが走らず、なんとも悔しい思いを感じながら書いていました。
これは多分10年ちょっと前の話ですが、日本ラグビーの発祥の慶応大学ラグビーを雑誌ナンバーでワンシーズン通しで取材担当する仕事をもらいました、でも僕自身はラグビーについてルールなんかまったく知らなかった、でもどうすれば雑誌をカッコ良く飾れる写真が撮れるのか、そればかり考えながら撮り回を重ねるうちになんとかラグビーに馴染んでいったと思います。
イギリス発祥のスポーツはたくさんあります、多分芝生の上でやるスポーツは全てイギリスが発祥じゃないかな?その中でもラグビーくらいイギリスらしさを感じさせるスポーツは他にはテニスかクリケットくらいでしょうか、でも日本ではクリケットを見る機会はまずないから日本ではラグビーが最たるものかな、余談ですがそのシーズン慶応大学は本当に優勝を果たしました。
シーズンがまだ始まりのころケンブリッジ大学と慶応大学の親善試合が秩父宮ラグビー場で行われ触れる機会がありました、試合前には双方の校歌斉唱が始まりイギリスの名門校の威厳が確かにありました、その時、在日イギリス人たち(多分ケンブリッジ大学のOBたちじゃないか)が校歌が始まると一斉に起立し胸に手を当てた姿が何か感きわまる気分でした。
ハリーポッターの魔法学校もあのイギリスの厳格さを感じます、この感覚は日本にはない文化です、僕がかつてウインブルドンに住み込みしてた時に感じていた気分に久しぶりになりました。
ここ最近ブログでイギリスで感じた空気をなんとか一度は書いてみたいと試みては見たけどやはり僕にはとても手には負えるようなネタではなく書けば書くほど文章力の稚拙さ無力さを痛感せざるを得ない気分になります。
これはイギリスに入国した当初から感じていたわけではなく、多分イギリス自転車旅行を経てロンドンに戻ってイギリス人の豪邸で下働きし始めたころから、イギリスにそれなりに滞在して知らぬ間に感じ始めたような気がします、この雰囲気はアメリカにはないし、もちろんフランスにもないし、やはりイギリスなんです。
世界をいろいろ旅して感じたのは日本は世界屈指の文化国だと思います、京都に比敵する街はあの歴史大国の中国にもインドでも見られないかと思います、日本は間違いなく世界に誇れる文化を持った国ですが、残念なことに今の日本にそれが生きてはおらずやはりどこか遠い過去の文化遺産でしかない気がします。
でもイギリスの文化はそうじゃない、今も堂々とその文化と誇りの上にイギリスは立っているのが凄いと思います、それって一体なんなんでしょう?これをどう説明すれば良いのかわからない、大きな公園に行くとそんな空気がいたるところで感じるけど、どれか良いところを切り取ってスラスラと説明できるものではない。
この文化は日本はどう逆立ちしても、何年かかっても多分ずーっとない気がします、それは日本がいくら世界の経済大国になろうがイギリスの品格みたいなものは、やはりいつまで経ってもない気がします。
逆に日本の文化もそうだと思うんですが自分たち日本人には見えないけど外国人の目には日本にしかない文化と品格が見える、そう言うものなのかも知れない、同じようにイギリス人には感じられないけど外国人には強く感じることなのかも知れない、、、、、それを僕はハタチにヒシヒシと感じたんですが、今にして思うとあの頃、それに出会って気が付いて本当によかったな、、、、と思います。でもあの時のイギリス経済はどん底の時期でした、でもそう言う染み付いた文化性と言うのは日本でよく良い育ちが良い、みたいなものでお金があるとかないではなくて、もっと体の奥に染み付いたもののような気がします。
イギリスは僕が滞在した翌年、マーガレットサッチャー首相が登場しゴタついていた国営企業を片端から民営化させ、大量解雇させ、重圧だった福祉政策を撤廃し英国病経済を回復させた、鉄の女の時代になってイギリスは徐々に復活して行きました、イギリスは首相といい女王陛下といい伝統的に女が強い国だと思いますが女が強い国ってやはり良いですね。
最後に余談ですが僕はサッチャー首相のあのちょっとクセのあるイギリス訛りの英語を聞くのが大好きです、あの英語はアメリカ人の口からは絶対聞けないちょっと古くさい味のある英語ですよね、、、、。

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