FC2ブログ

アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

アイドルを探せ Sylvie vartan の解説 

ssseee.jpg

今話は前回の続き内容です、まずは興味ある方はyou tubeのこの歌を聴いてほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=JHu5iWfTADE&list=RDJHu5iWfTADE
今回は前回からの続きで書こう書こうと思いながらこれを書くには結構大変な内容でなかなか手が出ませんでした。
この歌は1965年に出た歌で東京オリピックの翌年です、このころ日本ではやっと新幹線が開通し高速道路も出現した時代、日本は活気が出始めた戦後の昭和です、でもこのころにフランスのポップス界ではこんな歌が流行っていたんです、今聞くと古くさい感じがしないわけでもないけどそれは捉え方次第じゃないかと思います。
この頃も日本ではザ・ピーナッツとかが愛をテーマにネットリと歌ってはいましたが、やはりフランス人の描く世界観は日本のそれに比べてバタ臭さがなく本場の雰囲気を漂わせています。
最後に歌詞を付録しておきますがフランス語は日本人でぱっと見て、そのニュアンスが掴める人はそう滅多にいないだろうけど、やはりオリジナルの空気を大事にしたいんでそこは敢えて付けます、大雑把に歌詞の内容を説明すると、アイドルを探せ、と言うのはシルヴィーバルタンが映画「アイドルを探せ」のワンシーンでこの歌っていたのでそういう名前がついたそうですが歌詞の中身はまったくアイドルに関する内容ではありません。
歌の中身はダンスに行くために一番美人になって他の女の子を蹴落としお目当の男の愛を一人締めするちょっと勝気な女の恋心を歌った内容です、歌詞の2番はさらに突っ込んだ内容で、彼からの愛のささやき、ファーストキッス、春の夜の開花を歌っていてこれはフランソワトリュフォーの映画「大人はわかってくれない」を彷彿させるいかにもフランス人らしいエゴと感情の丸出しを僕は感じます。
なんと言えばいいのかフランス人は恋に関する表現ははまるで遠慮がないと言うか明け透けと言うか露骨です、でもその分スリルがあってストレートでゾクゾクします。そしてこれは単なるフランスの歌謡曲というより、歌詞にはフランス人らしい恋心がしっかり描かれているのでなかなか読み解きがいのある中身じゃないかと思います。
この歌を僕は中学2年の時に初めて聞いて(歌の発売時期からなんと6年後です)フランス人の醸し出す独特の雰囲気は英語の歌にはない風変わりでお洒落でキラキラした世界感に僕はかなりショックを受けそのままフランス語を始めてしまったくらい衝撃でした、でもあの当時何度も擦り切れるくらい聞き続けたこの歌がまさか想像以上にこんなに刺激的な内容だったことに今さら気がついて、あのころは何も見ていなかったんだな、、、と、いささかショックを感じています。

さて歌詞の中身です。
ダンスに行くために今晩、私は一番美人になるわ、あなたが愛した女たちをみんな締め出すわ、今夜はあなたから囁かれたいすべての言葉をこの欲しかったドレスに望みをかけるわ、ひと針ひと針自分で塗ったこのドレスはあなたの手で乱されるの、その夜が翼をたたむ時、私はよく見た夢、シルクとレースの包まれ、ある夜、私は一番きれいになることを、、、
この歌のサビの部分、Je fonde l'espoir que la robe que j'ai voulue et que j'ai cousue point par point、この辺りのサビ部分のフランス語は、、、ものすごくフランス語らしいきれ〜いな音の響きの連続です、もう、、何度聞いても僕はうっとりします、、、、、音はあえて日本人の耳に聞こえる音にR音をハヒフへホで表しました。
ジュフォンデュ レスポワー クラ ホブ クジェ ヴォリュー   エ ク ジェ コズュー ポワ パ ポワン〜 
この ポワ パ ポワ〜ン は英語にはない音の響きですね、、、、意味は、欲しかったこのドレスに望みをかけるわ、ひと針ひと針 自分で縫ったこのドレス、、、と女心を心を込めて感情を強く激しく歌っています、さらに続いて、、、Sera chiffonnée et les cheveux que j'ai coiffés décoiffés par tes mains,
スハ シフォネ エレシュヴクジェコワッフェ  デッコワフェ パトゥ マン〜ン、、、このコワッフェ ,, この辺りのフランス語もかなり美しい音ですが、聞き取りは難しく、単語音を重ねたり単語を切って別単語と繋げたり、ちょっと慣れないと聞き取りにくいんですが、でもやたら美しい、、、、、。
この辺りは興味がある方は添付したyou tube でぜひ集中して聞き耳を立てて集中して聞いてほしいです、すごくフランス語っぽいきれいな音の響きのサビですね、フランス語はシビれますね、、、、僕はこの音やられてフランス語を始めたくらいです、歌の意味は、、、私が結ったこの髪はあなたの手で乱されるの、、、、、歌詞をよく読んだらなかなか意味深で刺激的なエッチな歌詞です。
2番の歌詞で刺激的な表現はここで、ここもサビ部分で強く歌っていますが、、、Si tu veux ce soir cueillir le
printemps de mes jours et l'amour en mon cœur pour connaître la joie nouvelle du premier baiser
Je sais
シ チュ ヴー ススワー キュイ ル プランタン デメジュ〜 、、、、エ ラムー エモンケー プーコネートフ ラ ジョワ ヌーヴェル デゥ ポーミエ ベゼ〜、、、、ベゼ〜、、、、と歌っています、意味はここもなかなか刺激的です。
もし今晩あなたが私の春を摘み取りたいなら愛は私の心の中にあるわ〜、初めてのキスの新しい悦びを知るために、、、、、わかってるわ、、、、永遠の愛の始まりの時は一番きれいにしなくてはならないの、、、
この部分はまさにエッチそのものの表現ですね、、、ちなみにキスはフランス語でベゼーですが、ここではデゥプホミエーベゼ〜、、、、ベゼ〜、、、(最初のキス、、)キスよりベゼーの方がジーンときますね、、、。

こういう叙情表現はとてもフランス的で英語の歌にはこんなジメジメした表現世界はあまり見たことがない。
これが東京オリンピックの翌年にはフランスで大ヒットしてたんだから文化の熟成度がちょっと違うのは仕方がないかな、、、、歌詞の内容をじっくり見てるとフランス映画世界に入り込んだような濃厚な男女の愛を描いた歌だな、、、と僕は感じました。
Ce soir je serai la plus belle
Pour aller danser
Danser
Pour mieux évincer toutes celles
Que tu as aimées
Aimées
Ce soir je serai la plus tendre
Quand tu me diras
Diras
Tous les mots que je veux entendre
Murmurés par toi
Par toi
Je fonde l'espoir que la robe que j'ai voulue
Et que j'ai cousue
Point par point
Sera chiffonnée
Et les cheveux que j'ai coiffés
Décoiffés
Par tes mains
Quand la nuit refermait ses ailes
J'ai souvent rêvé
Rêvé
Que dans la soie et la dentelle
Un soir je serai la plus belle
La plus belle pour aller danser

Tu peux me donner le souffle qui manque à ma vie
Dans un premier cri
De bonheur
Si tu veux ce soir cueillir le printemps de mes jours
Et l'amour en mon cœur Pour connaître la joie nouvelle
Du premier baiser
Je sais
QU'au seuil des amours éternelles
Il faut que je sois la plus belle
La plus belle pour aller danser

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://suiheisenbiz.blog52.fc2.com/tb.php/2069-9c2d1dbc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)