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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

木を狙う矢より太陽を狙う矢の方がよく飛ぶ、、、、これに対する疑問、 

中学の時、新しく生徒会長になった生徒がみんなの前で新任挨拶の言葉として、こんなことを言いました、「木を狙う矢より太陽を狙う矢の方がよく飛ぶ」それを聞いた時、さすがに生徒会長になるようなヤツは立派なこと人前で言うな、、、、と妙に感心して聞いていた、そしてそれは当分の間、僕の座右の銘にまでなった言葉でした。
物事が思うように行かない時、挫折して途方に暮れていた時にこの格言を思い出しては自分への励みにして、僕は競争の激しいカメラマンへの道を挫折を繰り返しながら模索し続けた。
この格言の説明はあえて要らないとは思うけど、、、、つまり志は小さいより大きく持つ方が大成する、と言う意味です、当分の間、その言葉は挫折の多かった僕の人生を何度も励ましてくれた、でも自分が成長にするにつけその格言の意味がどうもあやふやに感じ始め、やがてはその言葉の落とし穴さえ強く感じ始め、最後はその考え方は一理はあるけど、どこかで間違ってるとすら思い始めた。
言葉の始まりからしてこの格言の着地点は一体なんだったのか?と思ってしまう、そもそも「木を狙っていた」はずが、、、いつの間にか「よく飛ぶ矢」にすり変わっているではないか、、、、矢は木を狙っていたのだから、それ以上遠くに飛ぶ必要なんかどこにもない、目的は遠くではない、いかにして木に当てられるかが目的だったはずが、、、、、いつの間にか遠くまで飛ばせられることになっている、、、、ちょっと考えたらおかしな格言だなと思った。
さて、、、突っ込みは横におくとして、、、、とは言えこの格言にはやはり落とし穴を感じる、、、、それは自分が成長しながら痛感したのは、目標は大きい方が大きく成就する、、、それが言いたいのは分かるけど、、、、どうもこの考えは写真に関すれば、、、やはり賛成しかねる、もし誰かに写真の上達を伝授するならば僕は真逆な考えで教える、そうしないと写真の場合、ほとんどの人はまず結果が出ない。
これは僕が写真家になる過程で痛感したことですが、、、、大きな目標は方便であるのは分かっているけど現実的に見たら大きな目標はやはり漠然とした目標でしかない、現実的な行動として具体性に欠けるし到達点が少しも絞り切れていない、何かを目標にするとは、目標が漠然として何かを始めたとしてもよろしくない、、、一体何から手をつけていいのか収拾がつかなくなりやすく結果としてどこにも到達しない。
目標を立てるコツは、、、まず、これなら自分でも実現しそうだな、、、、とカンタンなところから設定する方がやはり現実的です、そしてまず実現してワンランク上がること味わうことです、それが実現したら次に何を考えるのかそこで考える、とにかく大事なのは結果が出づらい挑戦は自分からいたずらにしないことです。
まずは些細でいいから、確実に一段ランクを上げて、そこで見えるものを大事にする、そもそもゼロ段階で数歩先のことなんかイメージできるハズがない、仮にしたとしてもそんなイメージはあまり使い物にならない。とにかくまずは一歩前に出てそこで見えるものを体感するのが先決で、そこから目標水準を上げて行く、、、これがコツだと思います。
下手に漠然とした目標を掲げてしまうと、大半は上手く行かない、失敗は何度も味わうと終いにイヤになって精神的に鮮度を失い最後は収集がつかなくなる。
これは写真をワンランクアップさせたい人にも有効でまずは些細でいいから今よりちょっと上達させることです、そうすれば、見える世界が変わりアイディアだって変わります。そう言うことを修行時代に発見しました。

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