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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

BBCニュースでは自分もプロパガンダの一人に過ぎなかった。 

先日、日韓問題に関して、両国の問題はナショナリズム(国家主義感情)が大きく潜んでいる、このナショナリズムの目線からなかなか自由にものは見られない、これがことを大きくし、実に厄介なものだ、それについて書きました。
一昨日、日本は韓国をホワイト国から除外する決定をしました、決定の少し前にBBC(イギリスのTV)ニュースで日韓のこの問題についての報道を見ましたが海外の報道番組は日本の報道番組では見られないようなシーンが多く出ます、それだけでも日本の報道とは印象が変わり報道目線とは恐ろしいものです。
韓国の街角では日本製品不買運動、日本車を叩き壊すシーン、大使館前で抗議をする人たち、街頭でされたこの件についてのインタビュー、返ってくる応えはほぼ予想通りで見るまでもない、しかしここで僕の心を揺さぶったのは日韓に精通する西洋人ジャーナリストのこの問題解説ですが、日本の世論とは同じではなくその問題の感じ方には相当な温度差があったことがいささか衝撃的でした、日本国内で当たり前に感じている『韓国は約束を守らない国』これについてもあまり大きく触れられてはおらず、むしろ韓国にも一理はある、日本人は韓国人が抱える歴史問題、その感情問題について理解されていない、これが問題をさらに拗らせているがそれが日本人の多くはほんとんど理解されていないニュアンスのコメントがされていました。

前回のプログにも書いた通り、僕は日本寄りのプロパガンダに洗脳された目線でこの問題を見たくはないとあれだけ書いたけど、このBBCニュースの印象では、どうやら僕も偏った情報に操られた一人に過ぎなかった、と思いました、どんなに足掻いたところで日本の一般テレビやニュースから伝わってくるのは、その国のナショナリズムに操作された報道しか情報は入って来ない、と感じました。
私たち日本人はその辺り、日本人目線から離れた目線を少し学び直す必要があるかもしれません、そうじゃないとこの問題は永遠に平行線で終わらないんではないかと思うし、この考えのままでは韓国人の国民感情は絶対に引き下がらない気がします。誰かが少し冷静な判断と舵取りをすべき時が来てる気がします。
選挙の度に一部の世論が安倍政権について好戦的だ、タカ派だ、激しく批判してる人がよく見ます、それに対して僕はあまり感心して見てはいなかった、自分は実態を知らないからなんとも言えないと思って見ていた、でもその考えも少し見直してもいいのかなって今回の事件を通して感じます、両国のトップたちは僕らが想像する以上に一般人感覚と少しも変わらない次元で喧嘩を始めそこで泥沼になってしまう方々なんだって思いました。やはりこの問題はこの辺りで幕引きに向かわないと大変なことになりかねない気もします。
この問題の根本的なポイントは、長い歴史で積み重なった双方のナショナリズム、国民感情のすれ違い、この一点でしかないと思います。あれこれ、約束を守らない、強制労働をさせられた、そんな言い分なんかこれ以上並べたてるだけナンセンスでしかない、そこに解決の糸口なんかないと思います。
安倍政権の今回の決定、韓国のホワイト国から格下げ、これついて日本の世論の多数はなんら疑うことなく賛成しているようだけど、周辺諸国の見方は日本の一般世論と同じ立場ではなく、どうやらそうは見てはくれていないようです、そこに温度差があるようです、そのことについて日本人はもう少し客観性を持って認識しないとかつての日本がたどったあの太平洋戦争のナショナリズムと似た道を歩くのかもしれない、と僕は危惧しています。
そして最後に言いたいのは、日本は躍起になって韓国に対しこれはすでに過去の取り決めで同意し解決済みの話じゃないか、どうして、その約束を守らないのか?と主張します。政府はこの原則を絶対に曲げようとはしない意志がヒシヒシと伝わってきます、それは日本全体の世論でもあるわけですが、ここにこだわり続けても一向にラチは開かないし、結果的には何の国益にもならないだろうし、仮になんらかのことで韓国が譲ったとしても、それは別の形で必ず再び拗れる問題だと思う、まず日本は、このどうして約束を守らないのか?これは一旦矛を収め問題を収束に向かうようにしないと、この話は次に進まないと思う。こんな夫婦喧嘩みたいなケンカはこの辺で止めないともっとエラい目に合う気がします。

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