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アトリエ水平線より

渡会審二の写真日記

ネコと付き合う(2) 

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自分自身が歳を取ったからか、今の時代の感覚や価値観に違和感を感じるのは、、、やはり自分が初老になったからなのか?
今の若い子たちが集まる場の中に突然入るとどうしても違和感を払拭できない、目に入るものをしげしげと見ては、違いを感じてしまう。
なんて言えば良いのか、同じ世代で、同じような価値観を持った外国人なら、彼らと話す方がまだ違和感なく中身のある話ができるが今風の子たちにはズレを感じる、ファッション、メイク、振る舞い、価値観に違いを見つけて違和感を感じてしまう。
もっと近いとこで垣根を越えてきちんと話しをしたり、何か物事を一緒に共有したり、心を開いて彼らを理解しようとする気さえあれば、そんな違和感なんかさっと消えるんだろうな、、、、と思いながら彼らと接するチャンスがあまりないのが悲しい、それは違和感があるとか、ないとか、つまらないことを言う前に自分から中に入って行く気持ちがあるのか、その気持ち次第なのかな?って思う。

やはり今は物事のシステムは昔に比べて遥かに進化したと思う、ありとあらゆる場面で、まずシステムが前面に出る、そのシステム自体に僕は受け入れていないんだろう、、、SNSなどのコミニケーションツールは確かに便利だけど、その真偽の良い加減さたるや、無条件には受け入れる気にはどうしてもなれない、今の子たちはそれをなんの違和感もなく受け入れ、それを軸にして自分を広げていってる気がする。
今の子たちにはそれが当たり前なんだろう、僕らの時代はシステムが適当だった、仮にあったとしても不完全で、人のカンに頼るところが大きかった、上手くやればなんでも有りで、ある意味では昔は自由な世の中だった、でも今はそうは思わない、何から何までシステムに縛り付けられているように感じてしまう、でも今風の子たちは、彼らは彼らなりに、そこが彼らの生まれ育った故郷なんだしろうし、ズレがあれば上手くスリ抜けて彼らなりに今を楽しんでいるんだろうな、、、って思う。
まったく違う感覚の人たちと付き合うには、お互いに違うことが大前提で受け入れて付き合えるなら、いくらでも良い関係は結べるんじゃないかな、むしろ今の子たちの方が僕らより遥かに相手に対しての受け皿は広い気がする。拒んでいるのは僕らの方なのかも知れない。

話は前置きが長くなったけど、僕は誰と付き合うにしても、相手を同じ目の高さで付き合うクセがある、よく言えば対等だけど、悪く言えば弱い者に対する手加減をまったく知らない、例えば、まだ写真をまったく分かっていない人に写真を教えるにしても相手のレベルに合わせて話すことがどうも上手く出来ない、自分の子供を育てた時も親として育てたんではなく、親子であろうが子供を自分と対等な関係として育ててしまったようだ。
それはそれで良いのかも知れない、でも娘にしたら父親として接しなかった寂しさと不満はあるかも知れない。
僕はネコに対しても同じ目の高さで付き合っているらしい。所詮はネコなんだから、、、、の目線ではなくてネコだろうが自分と同じ目線でまじに付き合っていると家内は僕に呆れて言う。
でもネコとまじに対等に付き合う、これはこれでなかなか面白いと思う、子供の時には気がつけなかったが、大人になると、特に僕らは職業柄、物事を見て観察する眼力は子供の比じゃない、半端じゃない観察眼と分析力と集中力を持ってネコと接する、もうこうなったら若い世代と接するにしてもにネコと接するにしても大差はない。
僕はある意味ではかなりヤバイ大人なのかも知れない。
人間にとってネコはとても不思議な生き物です、マジマジとネコを見ると人間の世界とは全く違う次元で物事が成り立っている、それは霊的な次元で生きてるような、人間の基準では考えられない神秘を持っているような、芸術家にネコの愛好家の方が多いと聞く、犬好き派よりもどうもネコ派の方が多いようだ。多分ネコの神秘力が芸術家を刺激するからじゃないかな?
以前、僕の知り合い家族が鎌倉の極楽寺から鶴岡八幡の近くに引っ越しをした、距離にして多分5キロくらいはあると思う。しかし不運にもネコにはその新居が肌に合わなかったのかすぐに逃げ出してしまった、その奥さんは半狂乱になって 必死になって、考えられる手を尽くして逃走したネコを探した。
あまりにもの落胆ぶりに僕も黙って看過出来ず、何か手伝うことはないかと、時々前の住居周辺を見回ったりしたが、なんの音さだはなかった。
そして逃走から3ヶ月後に前の住居の近所さんから連絡が入った、「あなたのネコを見たよ」奥さんはネコ籠を持って真っ直ぐにその家に行って朝からずーっと張り込みをした結果ついに脱走したネコは飼い主の元に無事に保護された。
しかし人間の視点で考えたらどうやってそこまで無事に行けたのだろうか?途中には車の往来の激しい車道がある、ちょっとした山もあって、その山を越えるか、もしくはトンネルを抜けるか、または迂回して海伝に行くしか道はない、第一5キロも離れた場所をよく無事に迷わずたどり着いた物だ、ネコにそこまでの経緯を聞けたなら、毎日が道に迷う連続だったと話してくれるかも知れない、でもネコは3ヶ月かかって鶴ヶ丘八幡から極楽寺までをゴールしたのは確かな話。
渡り鳥や魚には生まれた場所に戻る帰巣本能があると聞く、この話でネコにも同じ能力がある証拠ができた、そんな不思議な能力を持ったネコが家族にいるならばこれは凄いことだ、もしネコと話ができたならその辺も聞きたいが残念なことにネコはその秘密を僕らに明かさない、ネコからそれを聞き出した話は聞いたことがない、でもネコと真剣に付き合ったら、ひょっとして何か分かるかも知れない、そう言う目線でネコと付き合ってみたい。

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